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2009/12/01(火)
メルマガバックナンバー(2009.02.14配信)
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【アベルとユーグのバレンタインデー】
「アベル、君に宅配便が届いていたぞ」 「有難うございま……」 「どうした?」 「………今年もまたきた」 「何だその黒い箱…"愛ザックより"?」 「もういい加減諦めてくれないかなあの人」 「フッ、色男の贅沢な悩みか」 「ユーグさん、私の生命に関わる問題なんです」 「よく解らないが……それよりアベル、ミラノ公に付いていなくていいのか?確か君は護衛に付いていた筈だが」 「それなんですけどね、さっきケイトさんと2人で向こうの部屋へ消えたっきりで。貴方は来なくて結構です!って言われちゃいました」 「向こうはケイト専用の簡易キッチンだったな……ああ、そうか今日は……」 「何です?」 「毎年その黒い箱に見覚えがあるなら、今日は女子職員にとってもそういう日という事だ」 「……でもどーせ義理でしょお?来月のお返し考えるだけでも私の寒いお財布がですねぇ」 「………」 「え?何か私おかしな事言いました?」 「いや……どれ、ちょっと様子を伺って…」 「覗いちゃ駄目ですよ!」 「……何か音が聞こえるな」
ガッガガッ!ガッシボカ! ギィィィィィ…ギィィィィィィィィッ! ズルッ!ズルッ!
「………」 「………」 「エステルさんのチョコレート楽しみだなー…」 「俺は自分で作るとしよう……」
HAPPY V.D
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この「黒い箱」が毎年バレンタインにアベルに届く云々は、何年にも渡りメルマガ購読してる奇特な方じゃないと「またか」と思えない…… という万人に優しくないネタでお馴染み中原です今晩和、実はここ3日程、発熱してました(´・ω・`)
インフルじゃなくて良かったです。
拍手コメント欄よりいつも感想を送って下さる皆様、魔術師サマも条サマも有難う御座いましたm(__)m 決して!決してスルーしているのではなくw、頂いたコメント全てに目を通しておりますので、不甲斐ない私がなかなかお返事出来なくてもこれに懲りずまた、色々お話聞かせて下さいね。
今月のメルマガは毎年恒例3本いきますからね、あのー、クリスマスイブとかね、彼氏彼女といちゃこらイタシてる真っ最中に届くなんつー可能性もあるわけですよ、そうです可能性は無限に拡がっているんです、むしろそんな浮かれた輩の邪魔をする、その為だけに配信してやるのさへっへっへ
ゆえに着信音は音量MAXで、他人に聞かれたら恥ずかしい着信音に設定しといて下さいね
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