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2009/11/03(火)
バトラーアイザックの○○な話A
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「ちょっとイザーク!また僕の寝室に勝手に入ったね!」 「おや人形使い…何だね大声を出してみっともない」 「部屋には入らないでって言ってるでしょ、もう何年も前から!」 「掃除をしてあげただけじゃないか。感謝されるなら解るが何故怒られなくてはならないのかね」 「怒られたくないならどうして僕のベッドにYes/No枕を置くんだよ」 「桂三枝師匠に貰ったんだよ」 「……あの番組に君が誰と出たのかなんて訊かないからね。兎に角もう二度と入らないでよ、わかった?」 「やれやれ」 「ところで、今日は何の話をすんのさ」 「ああそうだったね……君にちょっと訊きたい事が」 「黙秘権を行使するよ」 「別に性癖教えろとかいう話ではないよ?ただね、私は何系男子なのかなと思って」 「…………は?」 「ほら最近だと草食だの何だの、男子をカテゴライズしているじゃないか」 「……まず根本的な所を指摘して良いなら、君は"男子"なの?」 「女子に見えるかね?」 「君なんかどれにもあてはまらないよ、だってそうだろ、君のカテゴリーに人が沢山居たらそいつら全員おわってるよ、君みたいのが沢山居るなんてやだよ」 「……それじゃあ訊くがね、君は何系男子かね?」 「えぇ〜僕〜?」 「ニヤニヤするのはやめたまえ」 「やっぱ刹那系?」 「何だねその頭の悪いV系盤麺が自ジャンル指す時に言いそうな台詞は」 「街で言ったら青山代官山だよね。間違っても僕は渋谷原宿ではないし、田町や五反田や戸越銀座でもない」 「何故街で例えたんだね」 「ちなみに我が君は新宿だね、あの雑多な感じが」 「………」 「どうしたの?」 「……いや、新宿×青山って超萌えるなぁと思ってね」 「君 は 池 袋 だ ね」
糸冬 了
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