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2008/08/16(土)
お盆でござる
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昨日は、小樽まで行ってきました。 札幌からはJRで40分くらいなんですが、手稲越えたあたりから大雨が……
小樽は母の地元で、母方の祖父母と、母の妹が眠っています。 父方の墓参りは毎年行っていますが、母方のお参りは数年振り、それこそ法事の時しか出向かないんですけど、お陰で納骨堂の何処にウチのじぃちゃんばぁちゃんがいるのか忘れてしまって「ねーな、違ぇな」と余所様を覗きまくり暫く行ったり来たりを続けましたwwwwww
私は宗教を押し付ける輩と、信心の意味を識りもせず盲目に拝んだりする行為に嫌悪感を抱く人間ですが、だからと言って神仏を馬鹿にしたり蔑ろにする人は信用出来ないと思っています……「見えない」から信じないのは、他人の心の痛みを理解しない事と同じだと思っているからです。
若くして亡くなった母の妹は、結婚後に幼い1人息子を遺して逝きました。 叔母は結核で、晩年はサナトリウムで隔離に近い日々を送り、白い顔に枝のような手足、浅い呼吸を忙しなく繰り返す……けれど絶えず笑顔だった、思い出の中の叔母はいつも綺麗です。
叔父にあたる旦那さんは再婚し新しい人生を歩み、従弟にあたる1人息子も独立して地元にはおらず、叔母をお参りしてくれる人は母の弟の嫁さんと、我々ぐらいになってしまいました。
小さい頃、「おばちゃん」と呼んでいた彼女の年齢を超えた今、不思議な気持ちで手を併せて来ました。 何処かで来世を始めているだろうか……今度こそ健康に、幸せに永く生きて貰いたい、そう思います。
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