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2008/06/24(火)
ディートリッヒとケンプファー(連載114回目)
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「ちょっとイザーク、僕のDSとPSPこっちに…って寝てるのか。出直そうかな」 「ん……ディートリッヒそこはダメ…」 「起 き ろ 変 態」 「……おや、人形使い。麗しい君、待ちきれなくて夢から飛び出して来たのかい?」 「どんな夢だったかは敢えて訊かないけど僕は君の夢ではなくそこのドアから入って来たんだ、よって君の好きにはならないよ、絶対ならない、いいね!」 「何故そんなに念を押すのかな」 「気持ち悪いからだよ」 「君は毎回失礼な物言いをするけれど私が傷付かないとでも?」 「大体、そんな変な夢見るなんて欲求不満なんじゃないの」 「重ね重ね失敬な。何を根拠に」 「夢占いの本貸そうか?、はい」 「夢占い…?ああ、予言的な」 「言っとくけど君の先刻の夢は正夢じゃないからね!?これからも未来永劫起こらないからね!?」 「だがこの本はなかなか興味深いね。暫く借りてもいいかな?」 「別に」 「ではお礼に君にはこの本を貸してあげよう」 「何?……"加藤鷹のSEX占い"…イザーク、君やっぱ欲求不満だね」 「解消に協力してくれたまえ」
糸冬 了
鷹さんの本はちょっと読んでみたい気もするんですがwwwwwwwwww
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