|
2008/05/10(土)
ユーグユーグにしてあげるB
|
|
|
「神父ユーグ、何をしているの?」 「…ミラノ公」 「あら……キルトでパッチワーク?」 「いや、コレはその、」 「随分器用なのね」 「アベルが今使っている布団では寒いと言うので、余った生地で良ければと…」 「………」 「………」 「…………」 「…………あの、何か?」 「え?いえ、上手だなと思って」 「師匠の御宅でお世話になってから、色々覚えました」 「そうだったわね。確かお料理も得意なのよね」 「手の込んだ物は無理ですが……」 「………」 「………」 「…………」 「…………あの」 「ああ、ゴメンナサイね、続けて頂戴」 「…やってみます?」 「えっ!?」 「パッチワーク」 「む、無理よ無理無理!恥ずかしいけれど私は針仕事なんかした事ないのよ」 「繋ぎ合わせて縫っていくだけですから、どうぞ」 「……これをどうするの?」 「裏側からこうやって…」 「ええ、……痛っ」 「刺しましたか?」 「平気よ、次はどうするの?」 「……ふ、」 「笑わないでくれると有難いのだけれど」 「スミマセン、次はまた針をこっちから……」
「やぁユーグさん!スミマセンねぇこんな素敵なお布団作って貰っちゃって……あれ?なんか所々シミになってません?なんだこれ…まさか血!?」 「あ、いや、大丈夫だアベル、別に古い汚れた生地なワケじゃないから」
糸冬 了
ユーグ祭というよりカテ様ラブリー回になってもーたwwwwwwww
|
|
|