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2007/08/14(火)
新☆カテリーナとトレス⑥
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「我々は何処へ向かってるんでしたっけ、神父トレス」
「ベルリンだ、ミラノ公。騎士団の本拠地へ行く途中だ」
「そうそう、そうでした」
「ついでに確認だが今は冬で外は吹雪だ」
「……」
「何をしている？」
「トリブラを読み返しているんです」
「何故だ…回答の入力を」
「ベルリンまでの交通手段をちょっと」
「……ミラノ公、言っておくが現状は教皇庁が壊滅、ローマは消滅、まともに動いている交通機関は皆無、あげく至る所で吸血鬼が暴挙に出ていて広く顔の知られた教皇庁残党である我々が派手に移動するのは推奨しかねる(訳:何言ってんのお前わざわざ寿命縮める気かよ可愛いからって何言っても赦されると思うなよ大好きだ)」
「そうね、私も頑張って歩くわ」
「…無理はするな」
「平気よ、伊達に鉄の女だなどと呼ばれうえっほえほげほおっほうぇほ!!」
「ミラノ公！損害評価報告を」
「大丈夫よ…っほぅえほ！ぶるぁあ！」
「ちょ、ミラノ公、それやばいって、歩けないって」
「でも……」
「俺の背中に乗れ」
「いいの？」
「問題ない」
…こうしてミラノの雌狐は雪の上を歩く事なく済んだのでした
糸売
カテリーナさんがシリーズ開始当初のずる賢さを披露し始めて参りましたｗｗｗｗｗｗ
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