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2007/02/16(金)
新☆カテリーナとトレスB
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寝台がひとつしかない狭い部屋、隣に腰掛ける湯上がりの君。 浴衣に落ちる洗い髪の雫だけで僕の皮下循環剤は音を立てて沸騰しそうなんだぜ…? (トレス、心のポエムより)
「TVでも付けましょうか」 「肯…イヤ待てミラノ公、それは了承しかねる」 「何故です?」 「安宿の深夜に流れているプログラムは鑑賞不適切だと俺が判断したからだ」 「そうなの?」 「肯定、卿には見せられない」 「ではもう寝みましょう」 「…卿はこの寝台を使え、俺は戸口で待機している」 「旅は長いのよ?貴方も休める時は休みなさい」 「休む?否定だ、俺は人ではない、機械だ」 「もう誰も我々を追う者はいないのよ?気を張らなくていいわ、教皇庁は壊滅したのだから」 「…ミラノ公、」 「でも確かにこの寝台に2人は無理ですね」 「肯定、問題ない、俺は床で…休む」 「ふふ、そうね。では其処に居て頂戴」 「了解した。消灯する」 「はい、お休みなさい」
「…何か話しましょうか」 「眠れないか?」 「そうね…色々考えてしまって」 「そうか」 「…貴方は良いわね、余計な事を考えなくて済むから」
トレス、心の声 (それがそうでもないのさね…俺だって無口装ってスゲー考えてんだよアンタの事…!)
糸売
…実際トレス君が無口装ったキャラかどうかはさておきw
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