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2007/01/18(木)
web拍手、ネタ移植&更新
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【ユーグユーグ白書〜暗黒武術会編〜】
第三の眼を持つ男…ラドゥ 閻魔の息子…イオン
「…次、試合なんだよ私」 「黒い炎で龍は作れるようになったのか?」 「何とかね…」 「大丈夫じゃ相棒よ!そなたは加速ーヘイストーで有利な筈じゃ!」 「ああそれね、加速じゃなく残像って言うらしいよ」 「…そ、そうか」 「とにかく私は勝たなければならないんだ、でないとミラノの妖狐に何をされるか解らない」 「薔薇の鞭が容赦なく飛んで来るからな…」 「彼女が言うには私には第三の眼があるらしいんだが」 「初耳じゃな…額には何もないぞ?」 「うん、ココなんだ」
………。
「…社会の窓ではないか」 「いざという時ココが開くらしいんだ」 「いざじゃなくても開くのではないか?」 「さっきもトイレで開けたよ。そもそも何をいざとするのかも解らない」 「…余もな、おしゃぶりくわえたままこうやって流暢に話すのに2ケ月掛かった(06/11/01日記参照)」 「立て板に水の如き滑らかさだね」 「コレ外したらえらい事になるから駄目だって…」 「ああ、泣かないでイオン、大丈夫だよ」 「…ん、試合頑張って来い」
「くらえ!!邪王炎殺黒龍波ァァァ!!!!」 …大技を繰り出す友を前に、かつての優しい面影を探したが既に無く、イオンは悔しさにおしゃぶりを噛んだ。 ふと傍らを見やると、黄色いTシャツを着て暗い顔のまま俯いたユーグと長ランにリーゼントのアベルが、「蔵馬の弱点って何でしたっけ」と密談を交わしていた。 …確か女装させられてたけどミラノ公には使えないネタだなと独りごちたイオンは、風がピュピュンとひとりぼっちって何だろうとぼんやりと考えていた… 優しさの所為だったりするんだろうね…
糸冬 了
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…幽白ネタもどこまで引っ張れるか…(笑) 新しくネタ更新致しましたが、ワンピースとブリーチ知らないと半分も理解出来ません。 中原のネタはジャンプ率高めですwww
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