調査報告書
ヲタ日記
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年9月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2013/09/13 バカ発見器
2013/08/08 ASBの話
2013/08/04 お誕生日おめでとう
2013/07/21 都民にはアホしかいないのか
2013/06/08 観光かぁ〜

直接移動: 20139 8 7 6 2 月  201212 11 9 5 4 3 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 月 

2006/09/11(月) ミルカ様がみてる
真人類帝国立聖ヴラディカ学園…男子禁制の花園…

「ごきげんよう」
「ごきげんよう…ねぇ御覧になって、キエフ候女様よ」
女生徒が憧憬を込めた熱い眼差しで見つめるのは、象牙色の髪に琥珀色の瞳、痩身の肩で風を颯爽と切りながら、下級生の挨拶に軽く手を挙げて応えるキエフ候女アスタローシェ・アスラン、その人である。
「今日も中性的な美しさは健在ですわね…」
「もう姉妹-スール-の契りを結ぶお相手はお決めになられたのかしら」
やや面倒臭そうに微笑み返すアストは、足早に立ち去ろうとフェンス脇をすり抜け、普段人通りの少ない礼拝堂の裏手に出た。
気が付けば始業まであと15分、急がなくては。

「あっ」
「うわっ」
出会い頭に人とぶつかった。相手は長身のアストに吹っ飛ばされ、尻餅を付いている。
「すまぬ!大丈夫かや?」
アストは膝を折って手を差し伸べた。見れば下級生だろうか、おさまりの悪い黒髪に緑柱石色の瞳、少年とも少女とも思える凛とした容貌…
「教室まで送って行こう、そなた、名は?」
「ボクはセス、通りがかりの美少女さ」

*****

アスト 「我ら帝国の子らは必ずあの少女と会う…思えばアレが陛下と余の出会いだったのじゃな」
イオン 「はぁ…」



糸冬 了

アストは確実にモテたねwww


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.