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2006/07/04(火)
新☆ディートリッヒとケンプファーN
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〜前回のあらすじ〜 神社の階段から落ちて互いの体が入れ替わってしまったお二人さんがエンヤコラ
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「…本当に危なかった」 「人形使い、私の顔でいつまで拗ねてるつもりだい?」 「イザークの所為で倒錯に陥るとこだった…」 「目を閉じた君が私に身を委ねる姿は視覚的に美味だろう?」 「変 態 だ よ。まさかビデオ回してるとはね…汚物入れの赤い録画ランプに気付いて良かったよ…君という人間を知っていた筈なのに、僕ときたら危うく騙されるとこだった」 「どうでもいいが人形使い、喋りながらヒトの髪を勝手に三つ編みしないでくれたまえ…いや、それより仕事の話をしよう」 「この髪邪魔なんだよ…そうだ、体は入れ替わったけど能力がね」 「特に私の場合は呪文が大切だからね、覚えていない君に魔術は発動出来まいよ」 「なんだっけ、あめんぼあかいなアイウエオ」 「私は劇団つきかげかね?」 「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ」 「私は声優養成所かね…ふむ、この糸はすぐ出るんだね」 「……言っとくけど」 「何かね」 「悪戯に使ったりしないでよ?しないでよ?」
…念を押したディートの言葉に静かに微笑むイザークなのでした…
糸売 くw
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