|
2006/07/15(土)
遺す。
|
|
|
私は吉田先生の書かれたトリニティ・ブラッドが大好きです(だろうねw) 誰かの心に何かを残すというのは、クリエイター、創造に携わる総ての者の憧憬であり最終的な目的と云えるでしょう。 先生は私の心に、目には見えないけれど確かに何かを残してくれました。私の脳内で勝手に補完されてゆく原作の隙間や続きを、独りでニヤニヤすんのは勿体ないと思い、こうしてサイトをやっている次第です。
限られた此処で私が何かを伝えようと文を書く際、大切にしているのは読後感や余韻です。私の文章の一端でも、読み終えた貴方の心に何かを残す事が出来たのなら、私のこれまでの様々な本への出費も、自己満足の雑学集めも、全て無駄ではなかったのかなとw
有難い事に、色々な年代の方々から感想を頂きます。触発されてサイトをやってみたい、自分で書いてみたいと云う方もいらっしゃいました。素敵。どうか偏らず様々な本に触れ、音楽を聴き、絵画を眺め、人に逢い人と別れ、経験を通して己の感受性を磨いて欲しいと思います。 そしてそれはきっと、どんな職業に就いても役に立つ筈です。
此処を好きだと言ってくれる、顔も知らない沢山の「貴方」。私はこれからも慢る事なく、マイペースに続けて参ります。いや、毎回言ってるんですけどw、今日は三回忌ですしね。 巡り合わせてくれた、吉田先生に感謝×∞です。
せんせーありがとー
2006.07.15 中原世瑠 拝
|
|
|
|