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2006/06/07(水)
薔薇十字学園〜ラドゥ編〜
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web拍手更新に伴い、好評でした学園ラドゥ編を移植。 拍手コメントで「是非、続編を!」というご意見をお寄せ下さった方が10人以上いらっしゃいましたのでw、拍手ネタは調子に乗ってイオン編です。 あんな有様で申し訳御座いませぬ…!
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【薔薇十字学園〜ラドゥ編〜】
・突然なんですけど ・私は男が好きみたいだ ・いや違う違うイオンにだけ欲情すんの ・イオンってのは幼馴染みで同じクラスなんだけど…まぁ相棒っていうか ・マジやばくね?ってか異常じゃね? ・誰にも相談出来なくてさ、保健室のカテリーナ先生に相談したワケよ ・いや、だって心配じゃん、病気かもとか考えちゃうじゃん ・そしたらカテリーナ先生は頬杖ついてあの長い脚を組み替えながら、 ・「ねぇ…本当に女じゃダメなの?」 ・無理無理無理 ・つかコレ誘われてたんスかね ・でも残念ながらピクリともしません ・もうなんつぅかイオンの可愛さは尋常じゃないっつぅか ・萌え系なんだよね… ・ああもう思い出しただけでアレが先走り過ぎそうです ・女の先生に相談したのが間違いだったのかと思った私は ・今度は男の先生に相談しようかなと ・ケンプファー教頭に ・いやぁ〜なんて言うの?同じ匂いというか ・あいつ職員室でもアベル先生にちょっかい出してるし ・これはきっとナイスアシストしてくれるに違いない ・意を決した私は職員室に向かった ・放課後ならあんま人いないし話もしやすいよね ・失礼しま〜す ・…あれ?教頭先生いないなぁ…つか誰もいないじゃん ・「ちょ、イザーク、無理…」
・な に 今 の 声
・給湯室で何やってるんだよ…と思いつつ押さえられない好奇心 ・出来るだけ足音を忍ばせて、そっと壁から覗き込む ・えっ!相手2年のローエングリューンじゃん! ・いやマジすっげ何コレすっげ ・お邪魔ですので退散しますね ・「見せ物ではないのだがね」 ・バ レ て た ・「…何の用さ」 ・いやぁ…気まずいながらもかくかくしかじか ・「…成程、訊きたいのはそれだけかね?」 ・「僕達も病気だって言いたいの?」 ・まさか、とんでもない! ・「そう、僕も彼も正常、そして君もね」 ・ローエングリューンの細い指はズボンの上から私の形をなぞると、ふふ、と短く笑った ・「もう硬く熱くなってる…まるで"炎の剣"だね…いいよね?イザーク」 ・「また君は…好きにしたまえ」 ・ちょ!なんスかその密談!つか下級生!私は先輩なんだぞ! ・「僕にそんな口きいていいのかな…ホラ、こっちは素直なイイコだね」 ・「!!!!!!!」
………。
・私の名はラドゥ、"炎の剣-フランベルク-" ・相棒よ、私を汚い裏切り者と罵ってくれ…
糸冬 了w
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