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2006/06/15(木)
新☆ディートリッヒとケンプファーJ
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「ちょっとイザーク聞いてよ花宵ロマネスクの菫がさ…って何してんのさ」 「おや、人形使い」 「何でギャルソンエプロンに眼鏡?料理でもすんの?」 「まさか。これはね人形使い、執事喫茶さ」 「…イザーク、君またマスメディアに踊らされて…」 「この私がやらなくて誰が執事なのかと憤慨してね。期間限定であった眼鏡喫茶もそうだ、何故私とアベル様に声がかからなかったのか…」 「君が客のメガネ拭いたりとかありえないんだけど。で?やんの執事喫茶」 「と思ったんだけどね、やはり私がお仕えしたいのは我が君だけなのだよ」 「あっそ」 「君に執事は無理だろうね…ふむ、君なら何が良いかな」 「や ら な い よ」 「私はまだ何も言ってないのだがね。そうだな、君は末っ子属性だから…」 「ちょっと。何それ」 「襲い受の匂いもするね」 「だから。何なのそれ」 「諦めたまえ、いかに鬼畜ぶろうと中性的美形キャラは受の運命からは逃れられないんだよ、この世界」 「どの世界だよ」 「考えてもみたまえ、私と君がいてどちらが攻でどちらが受か」 「考えたくないよ。なんで君と僕とで考えなきゃならないのさ」 「でもアレだね、君は何かもうひとつオプションが欲しいね、やんちゃとか不器用とか」 「生憎、僕は冷静だし器用なんだ」 「だからと云ってクールビューティーキャラでもないのだが…うーむ」 「…ねぇ、その話まだ続く?僕は花宵ロマネスクの話をしたいんだけど」
糸冬 了。
花ロマの話をしたいのはディートじゃなくて中原ですw
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