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2006/03/21(火)
バックナンバー公開。
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去年のイヴから発行しているメルマガですけども、当初の購読者様数は25人いなくてですね、現在の半分以下でしたのでw、拍手コメでも「見逃した!」という方もちらほらいらっしゃるようで。でもね、わざわざ読むような内容じゃないんですよ、言っときますけど!
メルマガ第壱弾 (2005.12.24/21:00発行)
【ケンプファーとアベル】
『OVERCOUNT』より。 サン・ピエトロ大聖堂。自分を踏み付けるクルースニク80%を見上げる魔術師。
「"沈黙の声"を止める唯一の方法─それは、制御チップを停止させることです」 「チップを?それはどこにある?」 「ここです」 裂けたパンツの下、一度も使った事がないような"うまい棒"をケンプファーは示した。 「ここ…制御チップは"私"の中です」 「なに?」 戸惑った様にアベルの瞳が揺れた。"私"の中?つまりそれは…えーと… 「そんな…」 かたかたと大鎌が震えた。 ローマを救う為にはこいつとウホッせねばならない─"彼女"との約束はここで終わりだ! 「他に…他に方法はないのか!?」 「あ り ま せ ん。さぁ、どうされるのです、アベル様」 「お、俺は…俺は…」 狼狽したような視線を魔術師に注ぎながら、アベルは 荒 い 息 をついた…
救いもなく、糸冬 了。 メリークリスマス&ハレルヤ。
以上が第壱弾でした。お手元にある『OVERCOUNT』原文と是非ですね、比較をして頂けたなら、いかに中原が可哀想な人か少しでもご理解頂けるんじゃないでしょうか。
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