|
2006/02/07(火)
カテリーナとトレス⑤
|
|
|
俺は機械だ以下略(経緯と詳細はシリーズ①～④参照)
「剣、魔法、拳、車…私ももはやただの枢機卿ではありません。これならば騎士団へ行っても立派に務められそうです」
「ではそろそろ卿は療養を…」
「ですが！」
「どうした、ミラノ公？」
「神父トレス、気付きませんか？哀しみを背負ったヒロインに欠けてはならないモノが」
「…回答の入力を」
「歌です歌。御覧なさい、このラクス・クラインとやらを」
「ミラノ公、ヒロインは卿ではなくエステr」
「そこで講師の先生をお呼びしてあります」
「歌の講師…シスター・カーヤか？」
「ああ、丁度いらっしゃったわ、先生、リン・ミンメイ先生、こちらです」
愛・おぼえていますか？
「カテリーナ様もミス・マクロスのコンテストに出てみます？」
「まぁ…私に出来るかしら」
「カンフー映画にも出てみます？」
…勝手にアイドルへの道を歩き始めた俺のミラノ公。彼女がラスト・ソングを歌うのが先か、世界の敵がラスト・バトルを仕掛けるのが先か、ただの機械である俺には解らない。俺に解る事と云えば…映画「シャオパイロン」でミラノ公のキスシーン観ちゃって俺も輝みたいに自暴自棄になっちゃうんだろうなって事くらい…しか…
「あら？マネージャーさん？」
「否定、マネージャーなどではない。俺はハーケー・トレs」
「ああ、カテリーナ様の従兄弟？それとも恋人かしら」
…俺は機械だ…人間的感情は一切排除してある筈なのに…この胸に拡がる温かいアレな感じは何だろう…
糸冬 了。
超時空要塞マクロス(爆笑)を、リアルタイムで観てた方はいらっしゃいますか？wwwww
「愛・おぼえていますか」はすげぇ売れた記憶があるんだが。カラオケ入ってるよね？
|
|
|
前の月
