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2006/10/29(日)
ユーグユーグ白書@
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「…少し訊きたい、ミラノ公」 「何でしょう、神父ユーグ」 「俺は剣に生きて剣に死す者…指の先から氣の塊みたいなモノなど出した事はないのだが」 「簡単ですよ。指をこうやってこう、銃を撃つようにして、サン、ハイ」 「霊丸…」 「何ですか、そのヒョロ玉は」 「…霊丸!!」 「ハイ良く出来ました、すかさず決め台詞」 「灰は灰に塵は塵に」 「違 い ま す。伊達にあの世は見てないぜ、です」 「はぁスミマセン…あ、ミラノ公が右手に持っているそれは一体…」 「ローズウィップです。ミラノの雌狐は妖狐に変身するからです」 「えっ、そうだったんですか?」 「綺麗な薔薇には棘があるのよ」
糸冬 了
…これも…ある程度の年齢以上じゃないと解らないネタなのかも知れないな…切ないぜ…
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