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2006/10/18(水)
網膜剥離日記A
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とは言え、網膜が破れて出血しているのは確からしいので、詳しく調べる為に瞳孔を薬で開かせ、超眩しいライトで眼球内部の写真を撮り、瞼の上からエコーも撮り、先っぽにコンタクトレンズを貼り付けたルーペを目玉に押し当てられたかと思うとこれまた目が潰れんばかりの光を当てられたあげくぐりぐり回され、悲鳴を上げながら検査に耐えておりましたら先生が一言。
先生 「…穴がないな…」 私 「どゆ事?」 先生 「ないワケないんだよ?うーん、血の塊が邪魔してんのかな…明日また来て」
超不安www網膜剥離って放っといてもいーのかwww そんなワケで17日朝、一応入院の準備だけして再来院。なんだかすこぶる視界がクリアーだったので、散歩がてら歩いて病院に。
先生 「今日はどう?」 私 「凄いクリアーな視界で快適です」 先生 「はぁ!?まさか〜ちょっと失礼(ルーペでぐりぐり)…本当だ」
その先生の声に周囲にいた他の看護士やら研修医やらがワラワラ湧いて来てヒトの目ン玉を覗くというちょっとした羞恥プレイを満喫。 眼科はお年寄りの白内障や緑内障が多く、若い子(若くもないがw)の網膜剥離は珍しいのか、いや単に私が珍しいケースなのか、随分長いコトぐりぐりやられて光を当てられ私は奇声を発しておりました。
それでも眼底写真を撮ったらやはり出血しているので、しかも水中にいるような視界って事は目玉の成分であるゼリー状のアレなワケで、絶対に網膜に穴は開いている筈なんだから探すんだ絶対に探すんだ! …という先生の執念とも思える裂孔探索が始まりました。
先生 「…コレかなぁ…」 私 「あった?」 先生 「うん…多分コレ…かなぁ…でも多分コレが亀裂だと思える付近に普通は剥がれた網膜がある筈なんだけど…ないな」 私 「多分?しかもないって何?」
網膜剥離というのは上部に起きると、亀裂箇所から網膜と眼球の間にゼリーが流れ込んで重力に従いベロンと剥がれるモノですが、幸い私は下部らしく、剥がれようとしてるのを重力で押し返してるみたいです。嗚呼、偉大なるアイザック・ニュートンよ。 穴さえ分かればレーザーで焼いて画鋲みたく留める事が出来るとの事で、その場でレーザー手術をする事に。 …が、結局穴がよく解らず手術を断念、ひと月程様子見する事になりましたwww
剥離した網膜は自然治癒も再生も糸色文寸にせず、症状が進むと 普 通 は 視力が落ちたり視界が欠損したりします。 何故か今、私の左目はすこぶる良好で御座いますwwwww
沢山の方々から拍手コメやメールを頂きました、ご心配おかけして申し訳ありません、有難う御座いましたm(__)m 多分治ってないのでw、いずれは手術ですが本人いたって元気です。 またマイペースに頑張りますので、小説共々、宜しくお願い申し上げます!
管理人/中原世瑠
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