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2006/01/08(日)
カテリーナとトレスB
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俺は機械だ以下略(詳細は日記ネタ「カテリーナとトレス」@A参照)
「ジェダイマスターにもなったし呪文も覚えたわ…剣と魔法、他に何が必要かしら」 「実践は俺に任せて卿は可及的速やかに療養する事を推奨すr」 「拳かしらね…」 「ミラノ公?」 「鉄の女だなんて言われているけど、知ってるでしょう?ワタクシが美人薄命だという事を…忌々しい!世界の敵め!」 「…否定はしないが」 「健全な魂は健全な肉体から。そこで師匠を呼んであります」 「肉体改造、トレーニング…神父ユーグか?」 「ああ、いらっしゃったわ、こちらです、亀田三兄弟」
浪 速 の 狂 犬 ?
「ええやん、もうちょい腰落とそか」 「ッス!」 「左手下がってんで〜ガード、ガード」 「ッス!」 「目ぇつぶったらアカンわ自分」 「ッス!」
…ただでさえ細いのに減量を始めた俺のミラノ公。プロテストに受かるのが先か、敵の手に落ちるのが先か…ただの機械である俺には解らない。ひとつだけ解るのは…ミラノ公の傍にいる犬は独りでいいんじゃないかな…なんてね…
「よぅ、ニィちゃん、俺と勝負しよーや」 「否定、ニィちゃんではない、俺はハーケー・トレs」 「そや、勝った方があのネェちゃん貰おうや」
……俺は機械だ。人間的感情は一切排除している筈なのに、ふつふつと沸き上がるこのアレな感じは何だろう…
糸冬 了。
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