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2005/12/27(火)
ディートリッヒとケンプファーK
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騎士団大忘年会にて。
「…ねぇイザーク、幹事は君だったよね?」
「何だね、人形使い」
「なんで白木屋なのさ」
「小上がりの空きが他になかったんだよ。それより人形使い、君ね、酒が弱いからと言って乾杯早々エスプレッソはないと思うんだがね」
「何飲んだって僕の勝手でしょ…君だってさっきからオイキムチしか箸付けてないじゃないか」
「それこそ私の勝手だと思うね。君は何を頼んで…人形使い、エスプレッソにハニートーストって喫茶店じゃあるまいし」
「食べられそうなモノが他にないんだよ…あ、イザーク、君の愛しの"我が君"のグラスが空いてるよ」
「ああ、丁度店員が来たね…すみませんが美しいフロイライン、生グレープフルーツサワーひとつ」
「イザークが絞ってあげるんだろ?甲斐甲斐しいねぇ」
「君にも絞って注いであげようか、人形使い」
「遠慮するよ…って!そんなトコのチャック下ろしながら言うなよ!ワイン何本飲んだのさ!」
「冗談だよ」
「当然だよ」
「二次会の幹事は君だったね、人形使い?」
「そうだけど…あっもう移動するんだ?」
「では私は会計を済ませてくるよ」
「あ、イザーク!クーポン忘れてるよ、クーポン!」
二次会へ、糸売 く。
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