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2005/11/28(月)
カテリーナとトレスA
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俺は機械だ。俺はこのひとを守る為だけに在る事を赦された、ただの機械だ。
「騎士団に入るからには、ロストテクノロジーの恩恵を受けなきゃダメよね」 「…実戦は俺に任せて、卿は可及的速やかに療養に専念する事を推奨すr」 「火とか糸とか…何か出せる系ね。そこで魔女を呼んであります」 「魔女?フォーゲルワイデ伯爵夫人の事か?」 「ああ、丁度おいでになられたわ。こちらです、ククリ」
ククリ?
「声の長いネコ〜!」 「闇の風見鶏!」
…どうにも使えない魔法を一心不乱に教わり始めた俺のミラノ公。魔王ギリの復活を阻止するのが先か、カイン・ナイトロードの完全復活を阻止するのが先か…ただの機械である俺には解らない。俺に理解出来るのは、恐らくこの魔法使いは使えないだろうなっていうか教わるも何もな…だってなんか勇者サマがどうとか…すぐ妄想入るしさ…
「あれぇ?アナタはキタキタ親父さんですかぁ?」 「否定。俺はキタキタ親父ではない、俺はハーケー・トレs」 「ギップルちゃん?」
…俺は機械だ。ヒューマンファクターは排除されている筈なのに、あのふんどしキャラと一緒にされたという何ともいえないアレは何だろう…
糸冬 了。
元ネタ知ってる人が少数なの解っててやってるんだ… そっとしておいてくれ…
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