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2005/11/30(水)
騎士団番外短篇『schwarz』up。
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てなワケで、カインとケンプファーの会話でした。 ボヘミアシリーズの前にですね、コレを先に書かないとならなかったのは、来たるゲルマニクス編への導入にあたる部分だからです。 現国王ルードヴィッヒが騎士団の介入を甘んじている理由は、原作「アポカリプス・ナウ」で軽く触ってますけど、父王の代からという過去を少しだけ見せておきたかった。こうやってゲルマニクスを駒にしたのさねと、ケンプファーに説明させたかったんです。過去ついでにスフォルツァも出しときたかった。 アンケ板で騎士団結成にコメントを寄せて頂いた貴方、有難う御座居ました。形は少し変わってしまいましたね、スミマセンヌ。 ケンプファーが「いつも見ていた夢」についても、中原的提示をさせて頂きました。彼は圧倒的な"何か"に、魂ごと打ちのめされたかったんじゃないかと…所謂、精神的マゾヒスト(爆笑)アベルに執着する理由もココです。絶対的な力を前にした時、感歎の声を上げてオーガズムを感じるワケですよ。ドSと見せ掛けたドMですよ。 彼の思い描く世界の終焉には、彼すらも不必要なのです。ここいら辺りが、ディートとの完全なる相違なのでしょう。その話はまた別口で書きます。
さて、ゆりりんサマのキリリクを受理致しました。 「アストさんとアベルの外伝」とのご注文。頑張りまぁす!
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