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2005/04/30(土)
四月を振り返る。
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ほんとついさっき気付いたんだけど、昨日って、ダンナと付き合い出した記念日。 気付いてすぐダンナに電話しようとしたけど、やめた。 1年前の昨日、喧嘩で、「どうせオマエは付き合い始めの頃わしのことが好きじゃなかったんじゃろ?だったらこんな記念日意味がない!!」って言ってたのを思い出したから。 あたしはそのダンナの発言にムカついて恨みがましく憶えてたわけじゃなくて、 付き合う時の、 「前の男が忘れられなくてもいいから、代わりでもいいから、わしと一緒におって欲しい」 と言ったダンナの言葉は、 けしてダンナの器がデカいわけじゃなかった。 プライドの高いダンナが、自分を曲げてでも搾り出した言葉だったんだ。ということを、 1年前ようやく悟ったから。 代わりでもいいと言ったダンナの言葉に甘えて、知らずにいらないことまで話して傷つけてきた自分を反省して、 4月29日という記念日を、自分の中だけに閉まっておくことにしたんです。
思えばあたしたち、お互いに片思いしっぱなしだなー。 気持ちの大きさや波長が同じくらいになったのって、つい最近だよね。 随分傷つけあって遠回りもしたけど、 今がどれだけ幸せなのかは、二人が一番分かってる。 出会えて、こうしてまた四月を迎えられたことを、心から嬉しく思うよ。
さて、実家暮らしも早1ヵ月が過ぎました。 その間に、たまたま日記には書かなかったけど、いろんなことがあったもんです。 おかんと喧嘩して泣いたりとか、 おかんの発言にムカついてダンナに愚痴ったらダンナにも「オマエが悪い」って言われてこの世で一人ぼっちなロンリー気分になったりだとか、 おかんを兄嫁に取られたような変なジェラを覚えたりだとか・・・。 たいがいおかん絡みです。 あー女で良かった。男だったら「このマザコンが!」って言われてるとこだもん。 きっと世の中のほとんどの人がマザコンなんだろうけど、 男の場合だけそれを批判されるなんて変な話だと思いつつ。
それにしても、 桜はなんでこんなにも愛しいんでしょうかね?! 生後半年から保育園に預けていて、ミキもいいかげん離れることに慣れても良さそうなもんじゃない? 毎日一緒にいるのって逆にしんどいわーとか思ったりしそうなもんじゃない? ところが、あたしの場合は、 自分と桜の境界線が分からなくなるくらいに、日々より愛しくてたまらなくなってんの。 卒論できょうだい構成と性格についての研究をしたんだけど、 その中で、読んだ文献に、 「きょうだいを持つ最も大きなメリットは、親の愛情が分散されることだ」って書いてあった。 過保護・過干渉が良くないことなんてもちろん知ってはいたけど、 そうじゃない限り、親が子どもを愛すれば愛するだけ子どもは幸せだと思っていたミキにとって、目からうろこがぽろりと落ちた文章でした。
愛情の分散。 確かに、きょうだいもそうだけど、 「なんだかんだ言ってやっぱり子どもよりダンナの方が存在が大きいな」って言ってる友達んちの子どもは、たいていとってものびのびと幸せそうに見えるし。 うちのおかんも「お父さんが一緒に死のうって言ったら、あんたらには悪いけどお母さんいつでも死ねちゃうわ♪」なんて昔から言ってるけど、それをあたしはむしろ喜ばしく思ってるし。
あたしも早く、ダンナをそれだけ好きになりたいな。 二人目も生まれることだし、桜を縛り付ける(?)ミキの重くてキモめな愛情が、どんどん緩和されてくことを祈ります!!
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