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2005/09/05(月)
選挙の獲得議席予想を読んで
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ほんとにバカばっかり、日本国民!
いえね、あたしゃどの政党に投票して欲しいとかいう立場の者じゃないんですよ。 だけど、「自民単独過半数に迫る勢い」とか聞くと、もう黙ってられません。
「財政再建」結構です。 国民の税金を無駄に使ってはいけません。
だが、なんでそれが「郵政民営化」なのか?
そもそも国の財政破綻をもたらしたのは歴代自民党内閣なんでしょ? そして小泉政権は発足してすでに何年経ったと思ってんの。4年ですよ4年。 その間放置どころか借金は増えてるじゃないすか。
だったら結論は簡単、現政権には財政再建の能力はない、ということです。
郵政民営化の本当の目的は、郵貯と簡保の資金を民間に流出させることでしょう。 その「民間」って外資系(つまり米国資本)の金融会社ですよ。 借金漬けのこの国が今なお国際的になんとか評価を得ているのは、ひとえにこの郵貯・簡保資金が飛び抜けて多いからです。 米国債を世界一持っているのも郵政です。(断っとくけど、買わされたんですよ!) 一気に売り出せばドル暴落で米国経済が破綻するほど持っているんです。 その首根っこを米国資本が押さえてしまえば、そりゃ米国政府は安泰でしょう。
民営化の是非云々の前に、なんで小泉政権がこんなにも固執するのか、その裏を考えずしてどうするんです!
つまり、この国の貴重な財産を売り渡そうとする小泉内閣は、必ずや将来の日本に不幸をもたらす国賊なんです。
どうも最近の日本人は「わかりやすい」ことに共鳴しすぎです。 政治は難しいのです。スローガンだけに騙されないでください。
忘れないで欲しい。 ヒトラーは革命によって政権を奪取したのではない。 わかりやすいスローガンで国民の支持を得て、選挙によって選ばれたのです。
この国が不幸な道を歩まぬことを切に祈ります。
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