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2004/04/20(火)
大雨が降った
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昨夜から今朝にかけて、こちら(名古屋)では大雨だった。 この季節の雨は新緑を一層際立たせると共に、忘れてはならない重要な役目を果たす。
昆虫の大敵は何か? もちろん環境の変化は痛い。伐採や山火事・薬剤散布などすれば全滅に近い打撃を受ける。 しかし日常普通にある現象としての雨こそがもっとも多くの昆虫の命を奪うのである。 変温動物である昆虫は、雨にぬれて体温が下がればそれを元に戻す術がない。ひたすら太陽が照るのを待つのみである。雨が続けば動けなくなり、いずれ死がやってくる。
ちょうど桜の花も終わり、周囲も毛虫の発生に騒がしい。 昨晩の雨が少しでも毛虫の発生を抑え、薬剤散布の量を減らすことができれば幸いである。
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