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2004/03/19(金)
さらば、ウワシン!
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えと、更新しないとまた削除されちゃうので、何か書きます(泣)。
雑誌「噂の真相」が休刊になる。
雑誌の休刊など別に珍しい話ではない。 雑誌の赤字が続けば休刊という名の事実上の廃刊となることなど日常茶飯事である。 ところが「噂の真相」は黒字のまま休刊するという。
まことに残念な話である。
創刊からちょうど25年ということだが、私はかれこれ22〜3年に及ぶ読者であった。 「噂の真相」こそが、我が国においてジャーナリズムの何たるかを最後まで貫き通した雑誌であったといえる。時の権力者ばかりでなく、広告主・警察・検察から、皇室・在日・被差別部落に至るまで、あらゆるタブーを書いてきたのは後にも先にもこの雑誌だけであったといえる。 この国の未来がいよいよキナ臭い状況に陥らんといている現在、既定の路線とはいえ休刊の運びとなるのは、一読者にすぎない私としても痛恨の極みであるが、今は編集長岡留安則氏の意思を受け入れるしかあるまい。
ここ数年、この国から「自由」が少しずつ制約されてきた。 そう、少しずつなのだ。 新聞をはじめとする活字メディアは巧妙にそれを覆い隠し、国民の大多数はそのことに気付かない。戦後50年を経て我が国の教育は成功を収めつつあるといえよう。 教育を征する者が国家を征するのである。
そんな状況を撃つ雑誌の休刊は大きな損失ではあるが、嘆いてばかりもいられない。 何が正しくて何が間違っているか、それを新聞・雑誌の行間から読み取って欲しい。
「噂の真相」は3月10日発売の4月号で休刊。 このあと25日に別冊が出て終了の運びである。
◆ちなみにウワシンより最後のネタ
イラクで亡くなった日本人2名を銃撃したのは、米軍ではないのかという話。 荒唐無稽なヨタ話ではない。 事件から3ヶ月経った今も検視結果はおろか体内から取り出された銃弾の種類さえ明らかにされていないのだ。銃弾は警察庁科学捜査研究所によって調査されているが、未だにすぐにわかるはずの銃弾の成分分析の結果すら出ていないというのは不自然なのである。銅を多く含んでいればカラシニコフ、タングステンが出れば米軍のNATO弾なのである。こんな簡単なことすら発表できないというのはどういうことか?
さようなら、そしてありがとう「噂の真相」!
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