ご隠居が吼える
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2004/12/08(水) 命日〜J・レノンに想いを寄せて
今日書かなくていったいいつ書くのだ、と自問せねばならぬ。

しかし、書くことが決まっていない。
ビートルズ抜きの自分史はたぶんあり得ないのだから、
いつかきっと彼らの解散前後の話をまとめてみたいと思っているのだが、
今日はお茶を濁す程度にしておきます。

1980年の今日、ジョン・レノンが暗殺された。
彼の平和を願う心は現在も果たされたとは言い難い。
もっとも、私に言わせれば「税金の安いアメリカに逃れた結果がこれである」ということなのだが、ちょっと酷だろうか。

彼を天才と評する向きも多いのだが、むしろ天才はポール・マッカートニーの方だろうと思う。
ただ、時を同じくしてリバプールの下町で二人が育っていたというのは興味深い。
人と人とが出会い、お互いを高め合う典型といえるだろう。それはリンゴ・スターについても言える。(ジョージ・ハリスンの才能については私は疑問符である)

世の中には、人並み以上の優れた才能を持ちながらそれを有効に生かすことができず、
ただ悶々と時を過ごしている者がいったい幾らいることだろう。

それを思うと、現在の偏差値至上社会が恨めしい。


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