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2003/12/22(月)
イラクのこと
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またぞろイラクである。 この「吼える」では時事的な問題のみを扱うというつもりではなかったのだが・・。
小泉首相は「テロにたじろいではならない」と強弁したが、他ならぬ米国の圧力にたじろいでの結果がこれではないのか? 日本が数十年もかけて独自の中東外交を築き上げてきたのは、石油資源を持たぬ我が国がその85%までを依存する中東地域に対して、真の国益を守るために行ってきた政策ではなかったのか。 その良好な関係を破壊してまで得なければならない国益とはいったい何だというのだろう。
この国は本当に米国の属国になるつもりなのだろうか?
最早イラクで連日起きている事実は「テロ」ではなく「レジスタンス(抵抗運動)」だとは言えないか? そのような地域へ日本は軍隊を赴かせるのである。覚悟が必要である。 たとえそれが米国に対する体面のためだけだとしても、である。 これでは自衛隊員の気持ちも救われまい。
かつてこれほど国民を愚弄した総理大臣がいただろうか? 何故今も彼が高支持率を維持しているのか、私には全く理解できない。
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