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2004/09/07(火)
嵐の経験
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またまたやってきました、台風が。 ここの所毎週台風が来ているので、正直またか、、、という感じですが、、、 ほんと、今年は台風の当たり年ですね。(^_^;) おまけに一昨日は地震、、、地球はやっぱりおかしくなってきているのでしょうか?(^_^;)
と言っても、僕は生まれ育ったのが年に一度は必ず台風が近づいてくるような所だったので、台風そのものには正直あまり恐怖を感じません。19号台風の時も自転車に乗ってバイトに出掛けたくらいです。前回の16号、今回の18号、確かに大きな台風だった(18号は現在進行形ですが)んですけど、正直、ふーんって感じでした。 というのが、それ以前に強烈な台風を経験したことがあるからなんですけど、、、
忘れもしない高校三年生の夏休み最後の日のことでしたが、超大型の台風が生まれ育ったところを直撃しました。僕の育った家は港の側にあって、その港の外海側には何十年も前から組まれた石積みの堤防と、それを補強するテトラポットの塊があったのですが、台風の波で堤防は決壊。テトラポットが波に押されて港の中に入り込み、漁船を何隻もつぶしてしまった有様でした。で、崩れた堤防から入り込んだ波が家の石垣を壊して、海水が床上浸水。(^_^;) 間が悪いことに台風が来たのが夜中で停電もしていたので、周囲は真っ暗。お隣近所の屋根瓦はビュンビュン飛んでる危険な状態なので外に逃げることもできず、辛うじて床上に海水が来ていない部屋に家族が集まって、一夜を過ごしました。家はギシギシ軋んでるし、このまま家ごと波に持っていかれるかもね、、、なんて言いながら。(^_^;) 今にして思えば、まぁ、それでも眠れたうちの家族の神経も我ながらすごいと思うんですけど。(^_^;) でもあの時は他にどうしようもなかったし、寝てる間に波にやられちゃったら、それはそれで仕方ないか、、、みたいな心境だったんでしょう。(^_^;) 結局寝てる間に台風は通り過ぎましたが、朝になって目が覚めた時、一番に「あ、生きてる、、、」と思ったことを今でも覚えています。(^_^;) 今までで何度か経験したことのある、自分が生きてることを心から実感した瞬間でした。(^_^;) で、外に出て前述の状況を目にしたのですが、近所に住んでいたおじいちゃんが、「あの堤防が崩れたのを生まれて初めて見た。」と言ったくらい、何十年に一度あるかないかの状況だったみたいです。
あれ以来、台風に恐怖を覚えることはなくなりました。 むしろ生まれ育ったところは地震が全くといっていいほど無い所で、地震を経験したことがそんなにないため、未だに少しの揺れでもビクビクします。(^^ゞ という訳で、実は台風18号よりも一昨日の地震の方が怖かったりするのです。(^_^;)
やっぱり何事も経験が大事なのかもしれませんね。(^_^;)
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