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2006/05/29(月)
the BADDEST
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もちろん言わずと知れた久保田利伸1989年の名盤中の名盤。 その年のゴールドディスク大賞を受賞していて、僕らの年代ならみんな知ってる。
こないだキーボード杉山さんのお宅にちょっとだけお邪魔させていただいたんだけど、その部屋の壁に、 そのthe BADDESTでのアルバム大賞と編曲賞のゴールドディスクが飾られていた。 アルバムのほとんどの曲を編曲した杉山さんは、31歳という今の僕と同じ年でそれを受賞した。 今の僕には何かで日本のトップに立つなんて到底無理だ。 本当にすごいと思う。
今日はブックオフに行って、the BADDESTを購入(新品買わなくてすみません!)。 実家にもあると思うんだけど、聴くのは16年ぶりくらいかな?
でもほとんどの曲が歌えました。 カーステで聴きながらずっとにやけてました。 懐かしいけど、今聴くと新しい発見ばかり。 懐メロってこうゆう感覚か?
とにかく、この中学時代によく聴いた曲たちをアレンジした人と一緒に今音楽できることに、この上ない幸せを感じます。
杉山さんは「じゃあ俺のDNAが君にも入ってるんだ?』って言ってたけど、全くその通りだと思った。 文化とは受け継がれていくもの。
the BADDESTはいまブックオフで(悲しいことに)250円で売られているが僕には値段が付けられないほどに価値があるのです。 商業音楽は食べ物と同じように人によって消化されるけど、心の中の血となり肉となり、僕の音楽感を形成している。
僕もいつか杉山さんのように後進の人たちに道を示せるよう何かを残したいと心から今思う。
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