専科絵日記
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2004/06/18(金) ライブレポ5 鳥男K
行ってきましたUZULIVE!!
そこはまさにウズラと音楽とのコラボレーション!

[トーリvsウズライブ鳥対談] 鳥男Kvs宇川直宏
from 美術手帖2004/7

鳥男K――宇川君は最近どうですか?

宇川――根底ではデジタルテクノロジーの恩恵をこうむりながらも、一見遠く離れた表現ができないかって考えてるんだよね。最近ウズラに引っかかってて。今度ウズラのサウンド・インスタレーションをやろうと思うんだ。ウズラの鳴き声がヤバくてさ、アープとかのアナログシンセのツマミを強引に弄ってるような発声すんのね。

鳥男K――声に持ってかれちゃったんだ。

宇川――発端は、鳴き声。江戸時代にコレクターがウズラを買いあさって、道楽でウズラの鳴き声コンテストが度々開かれてたらしいのね。『鳴き合わせ会』って呼ばれてたんだけど。その当時の俳句や川柳ではよくウズラの声が詠まれてる。そんなウズラがコレクタブルになってた時代があったという歴史が面白くて調べていたら、現在も全くアートなんかとは無関係のおっさん達が、録音した自分が飼っているウズラの声をMp3にしてネット上で自慢しあったりするカルチャーが脈々と受け継がれていることを発見してしまって..。ある意味ウズラパラダイムシフトを感じたのね。「うちのウーちゃんの鳴き声です。」とか言ってね。大体ウーちゃんかウータンかウズちゃんなんだけど、俺って宇川だからウーちゃんって呼ばれててさ、全然他人事だと思えなくなったのが本当のところ(笑)。で、やろうとしてるのは、そのウズラの声をシンセのプリセット音源のように扱うんだけどね。まず四方にコンタクトマイクを埋め込んだケージから鳴き声をデジタルでフィールドレコーディングしていくのね。そのウズラの声帯の波形に微妙な電子的エフェクトを加えながらリミックスしていく。そしてその音を会場でハードディスクから鳴らすんだけど、ステージ上のケージに入った本物のウズラがどう反応するかという実験そのものが"作品"。録音されて変調されたウズラのサウンドと、ステージ上のウズラの声がギャラリー内でミックスしていくっていう魂胆なんだけど。『ウズライブ』っていうタイトルで...だから今ウズラを2匹飼ってる。

鳥男K――やっぱり生き物がいると深くなってくると思う。だっていきなりライブ中に死んじゃうこともありえるし。

宇川――確実にチャンスオペレーションなんだよねウズラのアウラをどうつかめるかって(笑)。会場で客席に座ってウズラのフリースタイルなフロウを体感するという展示なんだよね。

鳥男K――ヤヴァイねぇー!!!!!!!!。


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