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2004/11/26(金)
牛の帝王切開
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ちょうど昼12時40分過ぎ、仕事先から帰り家にご飯に帰宅途中に往診依頼があり、ちょっと嫌な予感があったが、行って見た。乳牛の難産との事で、陰部に右手を肩まで挿入して子牛の状態を調べてみると、子牛はすでに死んでおり、首を180度曲げて硬直しており、失位整復困難でどうしても首を陰部のほうに持ってくることは出来ず、仕方なく帝王切開をする事となった。13時より16時半までかかった、左腹部を60cmぐらい切開し、開腹し第1胃の内容をほとんど取り、子宮を出せる状態にして、子宮を切開し死亡子牛の後肢を掴み産科ロープにて引っ張り分娩させた。その後裂けた子宮30cmを2重縫合し、腹腔内部に抗生剤多量に入れ、腹膜、筋層3層を縫い最後に皮膚を縫合して、補液を多量にして終了した、ホントに疲れた。
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