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2005/03/12(土)
コンチェルト
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神戸のコンチェルトという、神戸港をクルージングする船に招待された。
個室で8人ほどが入れる部屋で、ランチコース。 贅沢なひとときだった。
みな話に夢中になり、肝心の外の風景はあまり目を向けることはなかった。 これじゃあ、単に部屋でコース食べて話てるだけじゃん。 と思ったが、話に花が咲くのもよしか。
わたしは明石海峡を見たかったのに、いつの間にかUターンしていていささかショック。
そんな合間にもデッキに上がらせてもらった。 なんとガラスから見た同じ風景が、こんなにも違った表情を見せるなんて。
壮絶な海の息吹きが聞こえて、波の振動がわたしを包み、風が全身を叩きつける。
船の端に立ち、あぁ タイタニックみたい!とわたしはひしひしと感動していた。
なんだか、生きているという感触を改めてつかめた。 生きている、て壮絶なものなんだ。 生きる喜びは、こんな厳しさのなかに生まれるのかもしれない。
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