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2005/02/17(木)
相手が基準
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相手が基準 という話を聴いた。
上流社会やエグゼクティブなビジネスシーンでは、外見から判断されることが多いという。
例えば、スーツやシャツの色、持ち物から髪型、人相まで…
見た目だけで判断しちゃいけないよ!とか自分の好きなスタイルでいけばいいんだよ!という意見もあるかもしれない。
だけど、 どう判断されたいか、どう見られたいか、どういう人と付き合いか、という客観的立場から捉えると話は違ってくる。
夜中の番組に、今テレビによく出ている、カジュアルな格好の弁護士が出ていた。 彼は彼で弁護士という固いイメージを崩して、一般に親しみを湧かせるために、カジュアルな格好をしていても問題はないと思う。
法律問題が身近に感じられるからだ。
でも、彼は法廷でもあのカジュアルな格好なんだそうだ。
わたしはビックリした。 そりゃあないだろう==
ある裁判でのこと。 裁判長が、「被告人、前に出なさい。……前に出なさい!」 と被告人にではなく、横に座っていた弁護士である彼に言ったそうだ。 さぞかし肩身が狭かったと思う。
その場にはその場のルールがあり、基準があり、礼儀がある。 それらを無視して、その場を渡っていこうなどは無謀だ。
例えば、サッカー場で選手がひとりだけユニフォームが全身タイツだったら、間違いなく外されるだろう。(キモチワル!)
いろんなシチュエーションでは客観的基準がある。
服装は、その人が何を考えているか、どういう心持ちで、どういう態度で来たか、というのがある程度わかる。
だから外見で判断されることが起きるわけだ。
なぁるほど!
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