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2005/02/16(水)
頭のなかのソフト
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この前の寝屋川の17才少年の事件。 いたたまれない。
と同時に、そうなってしまった背景に、なおのこと悲しきこと。
少年が悪いとも誰が悪いとも、わたしは言及したくはない。
なぜそこまでになってしまった事件背景が気になる。
一説によると、少年はあるサバイバルゲームが大好きだったようで、毎回血みどろの画面を夢中になって見つめていたという。
ゲーム脳という説が一時期取り沙汰された。
前頭連合野云々という話しだが、もっとシンプルに捉えると、 見たものが頭にプログラミングされ、行動に出やすくなるんだから…ごく自然 ちゃ自然。
料理屋に修行に来た小僧も、店主の手さばきをじーっと毎日見て覚えるんだし。 生まれたてのひよこも一番最初に見たものを親と思うんだし。
見たり聴いたりといった五感を通した行為は、ダイレクトに脳に刻まれやすい。
わたしもずっと以前あるテレビ番組を見て寝れなかった日がある。
それはかなり喧嘩が多く、しきりにムカつく、という言葉が画面から発せられた。
そう、不思議なことに見終わったら、なんだかムカムカしてきて、わたしはキレやすい子になってしまった。
それは1日で収まったけれど、 それほど目や耳からの情報は影響力があると感じた。
それほど吸収して行動に出やすいなら、もっと良いものを見たり聴いたりしたらいいんだ。
頭のなかのソフトを入れ替える てこと。
戦いのゲームのソフトを抜いて、新たにソフトを買ってくるの。
これから本当にどうなりたいか、という理想のソフトを。
それを子供たちに笑顔で売るような世の中に早くなって、子供たちが夢を持てる社会になればいいなぁ。
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