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2005/01/06(木)
命の次に大事なもの
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命の次に大事なものは?
テレビで日本人指数というものをはかるというテーマで、 上のような質問があった。
4択で答えが選べる。 1お金 2愛 3正義 4夢
さて、さて・・・
アンケートでダントツに多かったのが、 なんと1番のお金!
でも、私は思った。 この質問自体がなんかおかしい。
そもそも比べる質がまったく違う。 たとえば、水と空気とお菓子とごはん、一体どれが一番美味しいでしょう?とか、 私と仕事どっちが大切なの?なんて迫る質問など・・
比べる質が違うものを比べても、意味がないのでは? と思う。
お金は、人間が作り出した道具であって、必要なものだけれども、命と比べるものじゃない。
そして、もしお金が愛より大切ならば、 愛する心がなくても、お金さえ儲かればいい構図ができあがる。 たとえばある商品が、人に喜んでもらうためじゃなく、利益が優先に作られる。
もしお金が正義より大切ならば、 非人道的であっても、利益やお金を生むならしてもいいという構図ができあがる。 たとえば、他人を敗者や犠牲者にして、お金を得る商売が生まれる。
もしお金が夢より大切ならば、 夢や冒険を抱かせるより、お金さえ手に入ればいい構図ができる。 たとえば、夢をあきらめてでも現金を持っていたい子供たちが出てきたりする。
なぜお金が得られるのか、何のためにあるのか、もう一度考えたい。
お金は生きていくために必要なもの。 でも、愛や夢や正義をおきざりにしてまで、追いかけるもの? せめて、お金には追いかけられたい人生でありますように。
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