|
2004/08/23(月)
こころの間
|
|
|
近くにいるけど、遠い。 遠くにいるけど、近い。 そう感じるときがあります。
距離や時間など物理的な間隔はさほど問題じゃなくて、 本当はこころの間隔。
満員電車にはぎゅうぎゅうの人が至近距離でひしめき合っているけど、遠いこころの間隔。
一番近くにいても肝心なことが言えなかったりする、遠いこころの間隔。
遠くにいるからこそ本当のことが言えたりする、近いこころの間隔。
メールだからこそ伝えられる、近いこころの間隔。
なんだか矛盾しているようで、そんなことって案外あります。
自分で遠さを作っているときもあります。
本当はそんなことをしなくていいのに。 心の中の葛藤を繰り返しながら、近づきたい、そう思います。
ひとは不思議です。 近さも遠さも勝手に作り出してしまうのだから。
幸も不幸も勝手に作り出して、そのなかを浮き沈みしています。
本当はこのこころの波立ちさえ静かにすれば、 こころという水面に、黄金色に輝く満月が映し出されるかもしれませんね。
|
|
|