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2004/08/16(月)
珍道中
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母の実家のほうへ帰省してまいりました。 朝早く地元のトヨタのレンタカー屋さんに行き、車を借りて長浜に向かうことに。
朝8時過ぎにトヨタに行き、レンタカーを借りる場所がわからずうろうろしていると、 すぐさま社員と思われる人が、「承りましょうか?」と笑顔で聞いてきてくれ、 さすがトヨタ!と感動していました。 なぜか皆テキパキとして朝からとても気分良さそうなので、こっちまで気分が良くなります。 そして、レンタカーといえども、新車並の思ったより良い車が用意され、嬉しくなりながら出発。
高速で2時間ほどかかるところなのですが、高速の途上、単調な風景につい眠りに誘われることもしばしば。横には免許を持っていない、母が座っています。 私の運転に安心できないのか、じっと前を凝視して両手はどこかにつかまり固まっています。 私が眠くなってきた・・と言うと、危険を察知したのか、ある奇怪な行動にでました。
「ちゃっ!!! ちゃっ!!!」 と奇声をあげ、その声と共に体はミジンコさながら手と足が前に飛び出ます。 横を見ると横を見るな!と怒り、時折「ちゃっっ!!!」と叫びます。
おかしくて眠気が覚めました。
そして母が持ってきたお茶を飲んでると、妙にトイレが近いのです。 別の意味で目が覚めてくると、パーキングが無性に気になります。 トイレに行きたい・・と言うと、母は暗示をかけるかのように、
「ここは砂漠です。あついあつい砂漠です。ぎらぎらと照りつける太陽にあなたは、 喉はからから、トイレにも行きたくありません。体からは汗も出ないほど水分はなく、 あなたはトイレのことなんか忘れてしまいます。 トイレなんか気になりません。 トイレ・・トイレ・・」
私はあまりにもトイレと連発する母の話に、逆に余計気になってしまいました。
ようやく落ち着くと、母は「このお茶ってそういえば利尿作用があるのよね。」 と。 仕組まれていた・・・。恐るべし母。
そしてそんな珍道中の後、無事長浜に到着するのでありました。
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