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2004/08/15(日)
刻一刻
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ただひとつとして同じ時は、 ただひとつとして同じ場所は、 ただひとつとして同じ状況は、 ない。
この今日というこの時間は二度とやってこない。
すべての生き物は刻一刻生まれ変わり、ただひとつとして同じ顔はない。
このぎらぎらとやけるような夏に、道端で咲く小さな可憐な花であっても、その一瞬一瞬のシーンは同じものはない。
頬をなでる風、 かぐわしい匂い、 鮮やかな色合い、 いのちの種は刻一刻燃え盛る。
同じ一定のものはない。 ただそこにあるのは、いのちの存在の連続。
だからこそ、 今の境遇なんかに、 今の苦しみなんかに、 今の挫折なんかに、 こころ奪われることはない。 それは続くものではないから。
喜びも、良きことも一定のものではない。 だからこそ、努力を続け感謝を忘れない。
時代も流れゆき、変わっていかなくちゃいけないこと、 そして守らないといけないことがある。
すべては当然のものでもなく、すべては恵み。
そんなことを感じながら、今考えること。
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