|
2004/07/06(火)
海にかえる
|
|
|
海を見ていたら、海に帰りたくなった。 (海というのはパソコンの待ち受け画面) 海はすべてを包み込む優しくも厳しくもある母体のようなもの。
出会いがあって別れがある。 別れがあることを知っているから、 出会えたこと、共に過ごせる時間がいとおしく思える。大切に思える。
一緒にいるときは気づかなかったけど、別れて初めてその人の大切さが身にしみてわかる。 もう気づいたときには、その人はもう私のそばにはいない。
朝起きれば、夜が来る。 光がさせば、闇が訪れる。 おはようと言って、お休みと言い眠りにつく。 その繰り返し。
旅立たなければわからないことがある。 慣れ親しんだ環境から旅立つ。 いかに自分が甘えていたかがわかる。
一日はその人の一生。 明日はあるが明日はない。 今日という日が終わりにつくまで、私は何を思ってどう行動したか。
ちゃんと、人を大事にしただろうか。 いい言葉を使っただろうか。
そんなことを捉えながら、闇の世界へ帰る。
大切なことはすぐそばにあるんだけど、なかなか気づかない。 今日眠りにつくのが、たとえば命のお休みだとすれば、 もっと世界が変わって見えるかもしれない。
|
|
|