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2004/07/02(金)
ひとは一人では生きていない
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仲間
私はひとりでいるとろくなことを考えない。 ひとりでいるとどうしても、恐い顔になってしまう。
でも、人と会うと途端に楽しくなる。 活力が湧いてきたり、アイデアが湧いてきたり、今までの不安が払拭されたりする。
不思議なもの。
たとえひとりでも、何かと対話していると楽しい。 好きな俳優の写真でもいい、植物や、小鳥でもいい。
なにか自分の外にあるものを確認すると、自分の中のものが確認できるらしい。 自分の中だけで考えてしまうと、どうしても行き詰るのだ。
鳥がきれいな声で楽しそうにさえずっている。 その声を聞いているだけでも、自分の中の楽しさが湧き出てくる。
楽しそうに愛らしく話す人がいる。 自分の中の生き生きとした愛らしさが湧き出てくる。
豪快に堂々と話す人がいる。 自分の中のわけもない自信が湧き出てくる。
常にチャレンジに挑み、眼がきらきらと輝く人がいる。 自分の中の勇気とチャレンジ精神が湧き出てくる。
情熱的に前に進んでいる人がいる。 自分の中の眠っていた情熱が湧き上ってくる。
真面目にこつこつと積み重ねる人がいる。 自分の中の地道なプロセスを思い出させてくれる。
仲間とは大事なもの。そして人と人は影響しあいながら生きているということ。 生きとし生けるものはみな生かされているということ。
人はひとりでは生きていない。 相手がいて初めて自分がわかる。自分の情けなさも、素晴らしさも。
たとえいやな人がいても、自分のいやな部分を見せてくれている。 案外、相手に関して気になるところは、そのまま自分の気にしているところなのだ。 または自分の認めたくないところだったりする。
そう考えると、人は人によって己に気づき、磨かれ、向上していくものだと感じた。
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