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2004/07/12(月)
初心
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今日は仕事見学と最終面接でした。
実際の仕事内容を体験してもらい確認してから、入社してもらうというスタイルは、会社側にとっても受けるものにとっても、いいと思った。
さて、朝会社へ。オフィスのドアを開ける前から、ヴォリュームガンガンにかかるテンポのいい音楽がドア越しに一番初めに聞こえてきた。 「え!?」なにこのうるさい音楽。ディスコかクラブか?
待合室に通され座って待っていると、隣のオフィスからは音楽に合わせて手をたたく音も聞こえて、この会社は朝から、クラブよろしく のりのりで踊りながら仕事を始めるのか!?と想像するだけでもおかしくて、必死に笑いをこらえてた。
さあ、音楽ガンガンのオフィスを後にし、早速おつきで外回りです。 スポーツ系の女性が同行スタッフ。 さばさばして感じがよく、すぐに打ち解けてくれました。
はじめにお茶をしながら、仕事、会社のことを聞く。 どうやら普通のサラリー的な感覚の会社ではないようで。 そりゃそうだな、朝からあんなのりのりの会社なんて、まぁないさ。
聞いていると、そこで働く人はみな各々夢があるようです。
彼女は北海道ですでに自分の会社を立ち上げ、従業員2人を残して大阪に来ていて、目標はダスキンのような会社に成長させること。 21歳の元プロサーファーの子は、今年収2000万で、30歳になったら引退しオーストラリアでサーファー人生を送ること。 元プロのDJは、仲間と自分のレーベルを創ること。 みないろいろな経歴をお持ちで、びっくりするような話ばかりだった。
要はこの会社は夢のための一通過点にすぎず、各々がここで経営のノウハウを短期間(一年くらい)で一から体得していき、それぞれがしたいことに向けて、独立していくシステムだと受け取った。
こんな会社もあるねんなぁと勉強になった。 そしていざ、出陣。 会社内のひとりひとりに、富山の薬売りか、近江商人よろしく、雑貨の物売りだ。 確率の問題で、断られるのもほとんどだが、買ってくれる人もいる。
だいたい回り、これは内心大変だぞ^^;と思っていた。 300件ぐらい一日に回るという。
でもだ。プロジェクトXにでてくる偉い人や、有名な社長偉人伝を聞いても、みんな地味な物売りからはじめている。 商売の基本。下積みがある。 そしてこれが現場に出て経営感覚を養う、第一歩。
そして、コミュニケーション能力、状況判断能力、アピール力もいやがおうでも出てくる。
ただなんせ初めてのことで、帰りは胃が痛くなり、電車の窓ガラスに向かい自問自答。
最終面接では、残業はないですよね?!などと、やる気を感じられない一言など発言。
でも同行スタッフの彼女の推薦で、私は面接に受かってしまったのだった・・・!
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