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2004/07/10(土)
恥ずばな
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ラジオでエアロスミスがかかっていた。「イートザリッチ」 無性に懐かしい。親しみのある曲はいつ聴いても新鮮。
エアロは大学時代にバンドで歌っていた。 歌っていたとは言わないかもしれない・・叫んでいた!
土曜とかは、教室を借りて練習をするのだが、 いくつかバンドがあり、先輩のバンドとかは上手いので、 みんな勉強がてらに座って聞いてたりする。
そして、一年生はたいがいへたっぴなので、がんばって。。という感じでたいがい外野は外に練習しにいく。例にもれず、私の番になると逃げるように出ていかれる。
ま、外にいても十分その強烈な音は聞こえる。 今思い出すだけでも恥ずかしい。
でも、良く考えてみたら、そんな超難しい曲を、ギターがおもしろいからといって、 ボーカルが女の子で初心者なのに、よく組み合わせるな・・。
そして、私も恥ずかしげもなく、叫んでいた。「fever」を
さんざん先輩や同級生に物まねされて笑われた。 私はそれで、一種のトラウマになった。今考えたらめちゃんこ高いハードルやで!!
いったん修行にかえり、私はギターもしてみたかったので、ギターに路線変更。 もくもくと練習。
そんな私にも後輩からファンができた。彼らはハードコアバンド。 私はどんなタイプの子にでも、偏見を持たず接したからか、よく慕ってくれた。 悪そうに見えても、みんないい子たちばかりだった。
私は相変わらず、ぼーとしたほんわかムードで、へたくそなギターを続けていた。 ギターもおもしろかったけど、ボーカルのほうがおもしろかった。
今考えたら、あんな恥ずかしいことをしたのに、 いまさら恥ずがしがるようなことなんてないかもしれない。
ずっと小さいころから馬鹿にされつづけた。ルックス、声、態度。 今もたまに声は言われるけど、そろそろそんな情けない自分から脱却して挽回しようっと。
そして、馬鹿にされるところは逆に伸びるところだから。
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