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2004/06/13(日)
なにも考えない
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なにも考えない なんてありえない!と思っていました。
でも最近この、考えないということの重要さを感じています。
たとえば、気持ちの良い挨拶、響き渡る心地いい声。 彼女はそのとき、自分の声がどうだろう、周りからどう思われているだろう、姿勢はどうだろうなどと考えていない。
ただ無心なはず。ただなにもとらわれず、気持ちよく心を解放している。
素直に心を解放しているときこそ、相手も心地良く受け取れる。
邪念もなにもないすっきりした状態。
なにも考えないときこそ、肩に力が入らず素直なパワーが引き出される。
この前「ダイトゥハード」という映画を深夜に放映されていたので、思わず見入ってしまった。
シリアスコメディ爆笑もの!
終えて思った。 馬鹿は強し!
この馬鹿とは、 なにもむずかしいことを考えてないという意味。
その場その場を素直に捉え、湧いてくる感情を素直にキャッチしてアクション。
あー、素晴らしい。
人前で話すときも、なにも考えず素直に聴衆にぶつけているときほど、勢いが違う。感動を呼び起こせる。 どこかと直結してしゃべらされてるという感じ。
準備は必要だけど、あとは流れにまかす。この“考えない”というのが何とも心地良い! プロの選手でも、トレーニングをこなしているときは、無心になって没頭している。 「これをやらなければ来週の試合がうまくいかないぞ、それにしてもこんなことして本当に実力がつくんだろうか、いやいけるはず。 でも他の選手はどうしてるかな… あれ?今何回だったっけ。 早く終わらへんかな…」 などと考えていれば、途端に体がしんどくなりきつくなる。
誰かと比較したり、答えや結果をほしがったり、疑問を抱いているうちは、本当の力は発揮されない。
火事場の馬鹿力!純粋な力こそ、事を貫ける。
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