えりこの日記
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2004/05/03(月) 奇跡を行う力
トゥランスミットの講師、阪本氏から教えて頂いた映画
「ブルースオールマイティ」
より

主人公ブルース(ジムキャリー)は、自信に満ちあふれ野望に燃えるニュース レポーター。

彼は、ジョークとユーモアに満ちたレポートをテレビの向こう側に送り続けていた。

でも、彼の心の奥ではスポットライトにあたるニュースキャスターの方が羨ましくて仕方がなかった。
今の現状に嘆きと不満を常に抱いていたのだ。

その矢面にたったのは神様だった。
「神様!なんで俺はいつもこうなんだ。貴様は職務怠慢だー!」

そんなことを天に向かって叫ぶのだった。

そして彼に見知らぬ番号の電話から呼び出しがかかる。
まさにその呼び出しが神様(モーガンフリーマン)だった。

「文句があるなら、君がやれ…


そして彼はその日から神様の力を授かる。

その力に有頂天になる彼は、次々と自分の出世欲や物欲を満たしていく…

彼の力はエスカレートし都合よく自然現象を変えたり、人々の願いを全てイェスとする。
そうしたら、後になって次々と歪みが起きてくるのだ。

街は混乱する。

そして、一番愛する彼女も離れていってしまう。

彼は初めて自分の過ちに気付くのだ。

彼の傍らで神様は
「おまえはその力で一体何人の人を救ったか?」

そんな言葉を投げ掛けてもらっていたにもかかわらず…

そして、彼は神様と最初に交した約束通り、床のモップ拭きを手伝っている。

一拭き一拭き…

「汚れを拭くように過ちを消すことができる」

そして神様は彼の目を見て言う。

「スープをふたつに分けたのは手品。(彼は初め店でスープをふたつに分けて楽しんでいた)
だが、母親が仕事を掛け持ちして子供を育てるのは、奇跡。
若者がドラッグから離れ、学校に通うのも、奇跡。

神に頼らずとも、人間には奇跡を起こす力がある。
奇跡を願うなら自分で行え。」

そう言って神様は彼の元をひとたび去るのだ。
そこから彼は、真実に気付いていく。

この映画を二回観た。
感動し考えさせられた場面はいくつかあった。
そのひとつがこの上の場面。
自らの状況を嘆いてばかりいて、上ばかり見ていたが、実は光輝く宝は、彼の足元や内側にあったのだ。
人に喜びと笑いを与える才能が彼には光輝いていた。それを初めて自覚する。

人それぞれには、磨けば光る輝かしい才能が備わっている。


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