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2004/04/08(木)
桜
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桜がいたるところで綺麗に咲き誇っています。
私の家の近くも例にもれず、見事に各々が精一杯薄紅色の彩りを街並みに飾っています。
日本人はなぜ花見が好きなんでしょう。
花より団子で、飲んで食べてみんなでわいわい楽しめる機会が作れるし、という場合もありますが、
やっぱり、去りゆくまでのほんの僅かな時間のなかに見せる、美しく愛らしい表情のなかに、
生きるということの輝きを感じるからかもしれません。
桜に限らず、季節ごとに限られた中で見られる風物があります。
紅葉 花火 雪、どれも儚く一瞬にして消えてしまいます。
儚いからこそ、惹き付けられ、そこに一瞬という感覚を呼び覚ませます。
何気ない日常のひとつひとつが、終わるということを常に意識すれば、全然違った感覚になるものなのかな…
今日一日というものも、そんな桜のように‘今’という瞬間瞬間を生きれたら、輝きだすかもしれませんね。
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