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2004/04/07(水)
百の言葉より
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何が正しくて 何が正しくないなんてない
誰が正しくて 誰が正しくないなんてない
ただ相手をどこまで理解できるか
ただ物事をどこまで謙虚に見据えられるか
正論をぶつけるということは 手で食べ物を食べる習慣の地域の民に、 箸で食べろ、というのもの。
たまに、声高らかに自己主張している人に出会う。
本人は自分が、独走していることに気付いていない…
他人は変えれない、ただ自分が変わるだけでいいのかとふと思ったのは、昔。
なにかと散らかし、だらしがない彼女に、私は正論をぶつけていた。
そう言うことは、ある意味正しい。 でも、私は彼女を知らず知らずのうちに傷付けていた。 そのことの方が、きれいにしなければいけない事より、ずっと重いこと。
私は自分の行動を変えてみた。
彼女の身の回りも文句も言わず片付けた。
そうしたら、彼女は変わった。自然ときれいにしてくれた…
そんな経緯があってから、正しさでもって、人は正せるものではないし、ましてや正しい言葉を並べることなど空ぞらしい、と。
百の言葉より、一の態度で人は変わることがある。
そんな大事さを、改めて感じた今日一日でした。
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