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2004/04/29(木)
未来を想像すること
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ある少女が、神様にお祈りをしました。
「私に自転車を下さい!」
少女は神様に願いが届くように、ありとあらゆる方法を試みました。 思ったこと願ったことは叶う・・と信じて。
でも、彼女の元には自転車はやってきませんでした。
少女は、「なーんだ、神様なんていないんだ・・」
そして少女は成長し、やがて天国に行くと、 そこには少女のときに裏切られた、神様がいました。
彼女は言います。 「神様!なんであのとき私に自転車をくれなかったの?」
神様は答えました。 「自転車、と言われただけでは、どんな形のどんな色のどんな大きさの自転車かわからなかったから、どうしようもなかったんだよ。」
「・・・そっかぁ」
そうです。彼女の願いはあいまいだったから神様に届かなかったんですね。 どれだけ鮮明にイメージしているか、なんです。
理論から物事を実現化していく論理。 理論とは未来を予測する能力。
私は最近パソコンが欲しくなり、お店に行き、一番気に入ったパソコンを見つけ、店員さんの話を聴き、触らしてもらい、そのパンフレットをも持ち帰ると、切り抜いて手帳に貼っていました。 私のなかではイメージが鮮明に残りました。
そうすると、ふと乗り過ごした駅で、しかも構内で売っていた中古のパソコンが立ち並ぶ中で、私が思い描いていた形とそっくりなものが、 結構お手軽な値段で顔を出していたのです。
私は即買ってしまいました。
あぁ、なるほどな〜と思いました。
理想とするものがあるなら、 まず、そのレベルの良いものを見て聴いて経験する。
それからイメージを創っていくと、それが引き寄せられるんですね。
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