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2004/12/02(木)
肩の関節そのイについて
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今回は予告の通り肩関節イ(前回の略図参照)の加工についての解説です。 コトブキヤのメカニカルジョイント(L)を手にとってもらえると解るのですが、全4パーツからなるヒンジタイプの関節です。今回は後輩の石ダム氏が製図?でいい仕事をしてくれたのでそれと合せながら解説します。(写真写りが悪いのは自分のせいだ・・・) このパーツを一度使ったことのある人ならわかり易いのですが、この段階で仮組みはしない方が賢明です。ばらすのが大変ですから。
回りくどいのはさておき・・・ @曲がる側の仕切り状の出っ張りと回転軸の片一方を切り取ります。 A切り取った回転軸の跡地に同口径(3mmφ)の穴を開けます。 B開けた孔に改めて軸を通します。この時両端から新たに通した軸が飛び出すようにしてください。軸は長めにとって肩のパーツと折り合いを合せながら調整するとよいでしょう。また、この時関節技のランナーをはじめとするABS材を使うと効果的です。 CセメダインPPXを塗布し、可動部分を接着しないように組み立て、接着します。この時新造した軸が動かした時に回転しなくなればOKです。 D前回の略図を参考に、従来の軸の方を本体側のBJ、新造した軸の方を二の腕に続します。二の腕パーツと肩関節の間に1mmほど隙間を開けてやり、干渉しないようにしてください。 E肩アーマーのパーツの内側にあるレール部分に新造した軸の飛び出した部分を通します。板っぽいパーツ(関節番号ウ)の取り付けを忘れないようにして下さい。
※アバウトで申し訳ないのですが、D〜Eは順不同です。BとD〜Eできちんと仮組みを行い、Cを行ってからE→Dがベターだと思われます。(ならその順番で書けよ!というツッコミは受け付けません。) ※※曲がる側の仕切りを取るのは肘にも行ってください。
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