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2004/09/02(木)
「ブラザー・ベア」日本語吹き替えツッコミ編
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映画館では字幕版しか観れなかった「ブラザー・ベア」、DVDで初めて日本語吹き替え版を観た。
ディズニー作品にはクセのある吹き替え多しといえども、 いやあ、これだけ見応え、いや聴き応え、いやツッコミ応え(笑)のある吹き替え版も貴重だねぇ。 思わず、ネタにせずにはいられない♪というわけでツッコミいきまーす。
(真面目に吹き替え版で感動されたファンの皆様ごめんなさいm(_ _)m 以下は読まないほうがよろしいかと…。)
(以下微妙にネタバレあり。っていうか観てないと何のことだかわかりませんたぶん。)
◆デナヒ爺、迫力度 …70%減量中 英語版の最初と最後のナレーション、きまっていて好きだった。しかしこれは… 普通のおじさん声だ。パークアトラクションのアナウンスじゃないんだからさー。
◆キナイ、棒読み度 …40% 予想していたより、はまっていて意外だった。上手いとは言い難いが、耐えられる。 まあ、ホアキン・フェニックスは上手すぎだなーと改めて実感したけど。 東山キナイ、時々投げやり風な棒読みになるのは仕方ないのかな。 「くまだーくまがうしろに。」「いまからでもぼぼぼくに、ぼくにできることがあるなら…」 迫力ないんちゃうか? あと、“しつか”って誰?(笑)
◆“Great Spirits”、ナメたらアカン度 …90% ジャパンプレミア試写会の時、天童よしみがゲスト出演してこの曲を披露したんだけど、 いや〜“生よしみ”の迫力ったら、こんなもんじゃなかったのよ。 …この人の歌が上手いのか何なのか、実をいうと未だによくわからないんですが。 この曲にこの人で果たして合ってるのかどうかも、未だによくわからないですが。
◆タナナ婆、森光子度 …100% タナナが映ってる間じゅう、頭の中で森光子の顔に変換されてましたよ… タナナとキナイが近づく度に、妙にいや〜な感じがしちゃったり。げんなり。とほほ。
◆トゥーク&ラット、うざうざ度 …75% リック・モラニスとデイヴ・トーマス演じるこのコンビ、好きだった。ボケ&ボケのゆるゆるコントがツボで。 吹き替え版は、事前に嫌な予感はしていたものの、案の定、独特のヌケ加減が全然足らず、ありがちにうざい。 「木」も「ちゅき」も、正直笑えなかった。
◆コーダくん、学芸会度 …65% いえ、吹き替えの子も決して上手くないわけじゃないと思うんだけど (あれだけの量のセリフ、タイミングを合わせてしゃべれるだけでも充分すごいことだよね)、 これもまあ、ジェレミー・スアレスくんが上手すぎたということで…。 ちなみにジェレミーくん「トレジャー・プラネット」でも声の出演をしていたそうだが、何の役だったんだろ。 まさか、カエル少年…???それくらいしか思いつかないんだけど(^^;気になる〜〜。
◆“Welcome”、暑苦しー度 …50%増量中 ♪カモーーーン!かぞ〜くに、な〜ろうよ〜♪ って暑いって。暑すぎだって。 某マーサ坂本が数人で歌ってるかのようだ(笑)
◆“No Way Out”、フィルのトチ狂い度 …120%(爆) 英語版でも、思わず「黙れコリンズ!」(失礼)と叫びたくなったシーンなんだけど… 日本語吹き替え版ならぬ、カタコト吹き替え版、とでもいうんでしょうか(^^; 歌が始まった瞬間からお腹がよじれるほど笑ってしまったよ。 ふと気づくと、あれ、今のところ笑うところでいいんだっけ?みたいな。 フィル・コリンズ、チャレンジ精神は素晴らしいけど何か激しく違う気がするぞ!!!
というわけで、やっぱり私は映画館で吹き替え版を観なくてよかったかな、と。 とんでもないところで笑い転げて他の観客の気分を台無しにしたに違いありませんm(_ _)m これからも笑いたくなったら観るよ、吹き替え版。
…あーあ、こんなくだらんこと書いてる暇にまともなレビューを書き始めりゃいいのに…。
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