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2004/09/30(木) 「グーフィー・ムービー」
DVDレビュー月間(だったのか?)最後を飾るのは、新作ではないけど
待望の日本版DVDが発売された「グーフィー・ムービー」。

最初にこの作品を観たのは、確か4,5年前じゃなかったかと思う。
それまで、正直まったく認知していなかったのだが、
シドさんのサイトで“ProjectG”(「見直そう、グーフィームービー」企画ページ)を
拝見したのがきっかけで、レンタルしてきた記憶がある。
で、初見で「すげぇええ!おもしろい!」と思ったのだが、なぜかその時ビデオを買うには至らず、
今回、実に数年ぶりに観ることになった。

購入した日は夜中に観始めたにもかかわらず、観終わって、もう一度最初から観てしまった。
そのくらいおもしろかった。ほんとに。

いまどき作れないだろうな、というストレートでベタなカートゥーンだ。
90年代半ばの作品だが、内容は80年代の青春映画みたいな匂いがぷんぷんする。

(全然関係ないんだけど、これ観てるとなぜか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出すんだよね。
主人公は、ロックが好きな冴えない普通の男の子。かわいいガールフレンドに、
頼りなくて情けない父親。やたら態度のでかい父親のボス。というあたりから連想されるのか?)

グーフィーとお年頃の息子マックスが反発しながらも絆を深めていく一種のバディムービーであり、
ふたりがポンコツ車で旅をするロードムービーでもあり、
行く先々でトラブルを起こすナンセンスなドタバタ系コメディでもあり。
マックスの憧れのロックスター(マイケル・ジャクソン似)のミュージッククリップのようなシーンもあり。
アメリカンサクセスストーリー、といっては大げさすぎだけど、どことなくそんな雰囲気もある。

マックスが好きな子にアプローチするために仕組んだイベントはどう考えてもおいおい、って感じだし、
キャンプ中に突然、○男に遭遇しちゃう展開とかも、思いっきりギャグマンガで楽しい。
なかでも某テーマパークを激ヤバにした“ポッサム・パーク”のシーンは笑える。
最初に観た後、しばらくTDLのカントリー・ベア・シアターがまともに見れなくて困った困った(^^;
(そうそう、今回エンドクレジットをじっくり見て初めて知ったんだけど、
ディズニーでいうミッキーにあたる“レスターくん”の声はなんとケビン・リマ監督があててたのね。
ますますおもしろいぞ〜。)

それから、今の時代にはもはやあり得ないベタなミュージカルシーンもいくつかあるのだが、
これがけっこうウキウキしちゃうんだわ。(ただし、吹き替え版は×)
序盤の「明日から夏休み」は、明日から夏休みっていうだけでここまで盛り上がれる中学生万歳!(笑)だし、
グーフィーとマックスの心の見事なすれ違いっぷりが楽しい「涙のドライブ」もニクイ。
後半の「やっぱり親子」はちょっとクサイ曲だけど、このふたりだから微笑ましいんだよねぇ。

今回のDVDには、この映画のもとになったTVシリーズ(同じリマ監督が手がけていたらしい)
「パパはグーフィー」の1エピソードが収録されていた。
ディズニーチャンネルなどでもやってるらしいけど、観る機会のない私としてはとてもうれしい特典だった。
こちらも、90年代にやってたとは思えないほど(いい意味で)古臭くて素朴なカートゥーン。
ピートに奥さんと娘がいたのにはびっくりしたな。

悪役でおなじみのピートが、この世界ではよくいるお隣さん役、という設定が好きだ。
息子にとっては恐いパパで、グーフィー親子にとってはやや?態度のでかい隣人で、
常に庭でのバーベキューを欠かさない(笑)いかにもアメリカンな親父なのだ。
(ピートの作るバーベキュー料理、いつかDF誌の「おいしいシネマ」に登場してほしい!)
息子のピージェイとマックスは幼なじみの親友で、親たちもお隣同士、長年お付き合いしている。
ほのぼのしてて、いいねぇいいねぇ。

マックスは、トゥーンタウンの住人では唯一、成長するキャラクターだ。
TVシリーズやオムニバスビデオ「ミッキーのクリスマスの贈りもの」は幼い頃のエピソードだが、
「グーフィー・ムービー」ではローティーンに、
その続編「史上最強のグーフィー・ムービー」(って邦題的にたぶん史上最強)では大学生になる。
(あの続編については…まあ、続編なんで、という感じだけど。それでも、並の続編ものよりはずっと好き。)
映画公開から続編リリースまでの5年間に、ちゃんと5歳年をとってるところがまたリアルだ。
自分よりちょっと下の世代(にしては時代が古臭い気がするが)という親近感もある。
成長するにつれて父グーフィーとの関係も変化し、あのマキシーがこんなにねぇ…と思わずしみじみ、
まるで「北の国から」な楽しみ方ができちゃうのだ。

いつも困った父ちゃんを慕っていたマキシー坊やも、「グーフィー・ムービー」では思春期になり、
親父の存在が恥ずかしくて仕方がないお年頃。一方のグーフィーは相変わらずで…。
その結果は当然、よくある父子の衝突、葛藤に。
かなりリアルなテーマなのだが、生々しすぎず、重すぎずに観られるのは、
やっぱり、偉大なるコメディアン、グーフィーの力なのだろう。

何をやっても派手に失敗して息子に世話をかけ、過保護で過干渉、おまけに古臭くて頑固で思い込んだら命がけ。
これ以上ないほどウザくて手に負えない親父なんだけど、憎めないのはグーフィーだから。
ひとり息子を溺愛するシングルファザーという設定がうますぎるよね。
グーフィーというキャラクターの魅力が最大に発揮されるシチュエーションなんじゃないかと思う。
自分の中で“グーフィーいいねぇ”度がヒートアップ中!

あ〜…今からもう一回観ちゃおうかな(笑)

2004/09/25(土) 「ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士」 (続き)
はい、ようやく、「三銃士」の感想。

これ、ミッキーやドナルドが動いてるのを見られるだけで満足!という方にはオススメ。
あと、お子様と一緒に観るのにもいいんじゃないかと。

ただ、個人的な感想をいうならば、ひとこと、


***以下、マイルドなネタバレとワイルドな暴言ありまくり***




なんじゃい!!!

て感じだ。
おいおいちょっとちょっと、つまんないんですけど。こんなくだらないものを世に出していいと思ってんのかい??
映像はぱっとしないし、プロットにはひねりも伏線もなく、見るべきものが何も…

だいたい、キャラクターがいけない。

ミッキーが、TVシリーズでも見たことのないほどインチキくさい顔になっている。
あの外見は、単純そうでいてデリケートなバランスで成り立っていたんだな、とこれを見て思った。
丸顔に丸耳にすれば下手でもミッキー、という考えは甘いのだ。
ついでに、声もミッキーらしくないと感じたのだが、エンドクレジット見ると、
ちゃんとおなじみウェイン・オルワインが演ってるのね。のどの調子でも悪くしたんでしょうか…?

ミニーはびっくりするほどかわいくない。いくらまつげをバチバチやってみせても、ダメ。
他のキャラもなんだけど、まぶたがプラスチックみたいに光ってるのが気持ち悪いし。

◆処方箋その1◆
アンドレアス・デジャ
・・・現代トップアニメーターにして、ミッキーを描く権威といえばこのお方。教えを乞うべし。

ドナルドは、臆病者という設定がキャラを活かしていない。
常にフラストレーションを募らせていて、それが一定のレベルに達すると
グワワワァー!と爆発するのがドナルドの魅力のはず。そういう瞬間が見えなかった。
それから、ミッキーが小さい小さい言われるけど、ドナの方が小さいのは気のせい?(笑)

デイジーにいたっては、とりあえずいます、というそれだけの存在。

唯一の救いは、グーフィーだ。
さすが、だてに長編のキャリア(グーフィームービー2作品)は積んでない。
違和感ありありの面々の中に、いつものグーフィーが出てくるとそれだけでほっとした。


違和感は、作品の構成にもつきまとう。

コミックブック調のオープニングは、なかなかよかった。
これから始まるお話は、壮大なファンタジーなんかではなくて、
チープでお手軽なキッズムービーですよ、ということをうまく体現している。
だから本編もこのタッチで統一すればよかったのに。
平坦な淡い背景は、絵本風にしたかったのかもしれないが、手抜きみたいに見えてしまう。

話自体も結局、ファンタジーなのかギャグなのか、はたまた道徳教育番組なのか、狙いがさっぱりわからん。

クラシックのメロディにくだらない歌詞をのせてオペラ調にするという趣向は
かなり悪趣味だが、どうせならこの悪趣味路線を極めてほしかった。

くどいとかさむいとかも、限度を超えてしまうと、ある意味立派な感動になる。
ミッキーとミニーのバカップルっぷりをもっと強調するなりなんなりして、
あいた口がふさがらないくらいくだらない作品に徹すればおもしろかったのに。

◆処方箋その2◆
マーク・ディンダル
・・・「ラマ」でおなじみディンダル監督のワーナー配給作品「キャッツ・ドント・ダンス」は、
くどい悪趣味路線を、確信犯的に、爽快に極めたお手本映画。
特に、あるミュージカル?ナンバーは…観た人にしかわからないけど、思い出しただけで夢に出そうな(^^;
ここまでやるのは神業級だが、これに近いインパクトだったら手放しで褒めちぎっちゃうよ。


要するに今回の作品は、製作費も時間も人材も削られた中で苦し紛れに作った印象。
無理に長編にしないで、小さくまとめちゃえればよかったのに。
どうしようもない長編より、おもしろい中編や短編を観れる方がよっぽどうれしい。

これでミッキーへのトリビュートと言われると、寂しいものがあるね。

それにしても…

***以下、かなりネタバレ***



後半のオペラのシーンはさぁ、思いっきり「オリビアちゃんの大冒険」じゃないか?
マントに王冠のピートがラティガンに見えてしかたないんですけど。
捕まった本物の王女、偽者に演説させて権力を握るピート。
ピンチを抜け出し、犬の先導で悪巧みを阻止するために駆け込む主役3人…。

あ〜もしかしてこれ、「三銃士」が採用されたせいで仕事のなくなったバジルたちへのお詫びのつもり?
そうか、実はミッキーじゃなくてグレートマウスへのトリビュートだったのか!

(なんて強引な…^^;)

2004/09/24(金) 「ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士」
ディズニーDVDのリリースラッシュで、日記が忙しい(^^;

やや遅ればせながら、「ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士」を観た。
ミッキーのデビュー75周年記念ということで、数年前から注目していた作品だ。

ん?なんで珍しくミッキーに情熱を燃やしていたのかって??
すみません微妙な嘘つきました(汗)、
私が注目してたのは、当時あったもうひとつの企画の方…

(以下、グレートマウスファンサイトをご覧の方には昔のネタの蒸し返しになりますが)

実をいうと、ミッキー75周年記念作品は、まったく別のお話になる予定だったのだ。

The Seach for Mickeyという仮題の、オリジナル作品。
ある日突然、ミッキーが行方不明に!?という大事件が発生したところから、話が始まる。
残されたミニーはベーカー街の名探偵バジルに捜査を依頼。
ビアンカ&バーナード、チップ&デールら小動物キャラが中心となって捜査に協力し、
バジル率いる捜査隊はディズニー映画のさまざまな舞台をめぐりながらミッキーの行方を追う…
というお話になるはずだった。
ウソみたいな話だけど、こんな企画が当時は本当にあったのだ。

結局これがボツになり、ミッキー75周年記念作品は「三銃士」に決まったわけだけど。
ボツの理由は、ストーリーがどうにも発展しなかったため、と伝えられているけど…

やっぱり思うに、ミッキーの記念作品なのにご本人が行方不明で、
代わりに活躍するのが(私が言うのもなんだが)ミッキーとは似ても似つかない人気のないネズミ、
ていうのが致命的にマズかったんじゃないかと(^^;
それとも、ミニーとその他のネズミさんたちのサイズがどう考えても不釣合いで無理だった、というのが真相?(笑)

いずれにしても、この企画が実現しなかったのはとても残念だ。
(こんなこと言うのもさらになんだが)別にバジルが出てこなくたっていいから、この路線で仕上げてほしかった。
もともと、「ロジャーラビット」やTVシリーズの「ハウス・オブ・マウス」みたいに、
各映画から飛び出したキャラクターが入り混じって暮らしているという世界観が大好きなので。

例えば…
ミッキーはもしかしたら地球外に行ってしまったのかも?と捜査隊は惑星モントレッサに赴くが、
ミッキーの姿に化けたモーフのせいでみんな大混乱!とか。

ミッキーはもしかしたら17世紀のアメリカ大陸に隠れているのかも?と向かった先で、
チップ&デールがアライグマのミーコやハチドリのフリット相手にビスケット争奪戦を繰り広げる…とか(笑)

そんな展開だったら楽しくない?わくわくしない?観てみたくない??

とりあえず私は観てみたいです。
あ〜この企画、ミッキー80周年あたりに復活しないかなぁ。


と、話が全く違う方向に行きすぎてしまったところで…
ようやく、「三銃士」の感想。

と思ったら、またしても字数オーバーにつき、続きは明日(おいおい^^;)

2004/09/23(木) シリー・シンフォニー (続き)
では、後半。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆なかなかでしたよ

「黄金の王様」
「子猫の武勇伝」
「子守歌」
「蓮池の赤ん坊たち」★
「フグとペンギン」
「ノアの箱船」
「音楽の国」

フーン、という感じの作品群なのでコメントも特に思いつかず(^^;

◆た、たぶんもう観ません…

「魔法使いの森」
・・・魔女より何より、子どもたちの無表情な目が怖かった。

「童謡行進曲」
「共同作戦異常なし」
「エジプトの夢」
・・・実は、初期の白黒アニメーションの奇妙な感じが苦手。
TDLにかつてあった“メインストリートシネマ”に入ると毎回悪寒がしたくらい(^^;
特に「童謡行進曲」は、白黒とマザーグースの悪夢のコラボレーション…怖いよぅ怖いよぅ。

「楽しい復活祭」
「プルートはお母さん」
・・・かわいい作品なんだけど…冒頭に出てくる天敵のリアルな描写にショックを受けたので。

◆ちょっとツッコんでいいすか?

「コック・ロビンは誰が殺した?」★
・・・矢の刺さった位置が途中で変わっちゃうし。犯人のシルエットと実体がなんか違うし。

「カワウソ物語」
・・・ビーバーの横歩き…どすこい!どすこい!

「ワンちゃん放浪記」
・・・あのう、最初からノミのたかってたワンちゃんは生きてるんでしょうか??心配。

「桃源の夢」
・・・中国の竜ってこんなんかい!(苦笑)

「クッキーのカーニバル」
・・・ヒロインが途中から普通の人間になっちゃうのはナゼ?あと、エンジェルケーキはヤバくない?(汗)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いやいや、たくさんありました。これで37編、全部挙げたはず。
(後半、あからさまに投げやりになってる…すんません^^;)

DVDでは本編の後、レナード・マルティンのお気に入り作品が「スペシャル・セレクション」として
解説つきで再録されてるわけだけど(同じ作品を繰り返す必要はないんじゃ、と思った)、
自分的スペシャルをひとつだけ挙げるとすれば、「風車小屋のシンフォニー」に決まり!
次点が「田園交響楽」かな。

初期の白黒が怖いのと虫系ネタが多いのは事前に恐れていた通りだったんだけど、
それに負けずに購入してほんとによかったと思う(^^)

そうそう、ひとつおもしろい発見があった。
パークのトゥーンタウンで流れてるBGMって、シリーシンフォニーの曲だったんだね。(いまさら?)
「アリとキリギリス」とか「コック・ロビン」とか「楽しい復活祭」とか、
なんかもう、始まった途端にパークにいる錯覚に陥ってしまったよ。
トゥーンタウンに何度か行ってる人なら、聴けば絶対ピンとくるはず。
というわけで、昔の短編には興味ないけどディズニーパークは好き、という方にも
何気にオススメしたいシリーなのでした。

2004/09/22(水) シリー・シンフォニー
Walt Disney TREASURESの「シリーシンフォニー」を、ようやくざっと観終わった。
全37編、DVD2枚組で6時間近くだもんね。すごかった…

TREASURES第一弾の「ミッキー/カラーエピソード1」は、正直これで6000円は高いんじゃ?
(北米版は確か30ドルかそこらだったような)と思ったのだが、
今回は6000円でも安いくらいだよ!これぞお宝!と思える内容だった。

ただひとつ残念なのは、作品が内容の適当な分類で収録されているので、年代がわからないこと。
たった10年足らずの間に作られた短編たちだが、初期の白黒と、最近作ったと言われても納得しそうな
カラー作品では、びっくりするほどの違いが見られる。どうせなら製作順に観たいよ、これ。
せめてタイトル部分に字幕として製作年を入れるとか、それが無理でも、
せめてブックレットのメニューに記載するくらいはしてほしかった…(すみまろ解説載せてる場合じゃないってばホント。)

あと、隠れメニューからしか観られない作品がいくつかあるっていうのも、
楽しい演出のようで不可解なんですが…。

まあこの際、不可解カテゴリに便乗することにして(?)
以下、自分以外にはおよそ意味のないカテゴリ別に、全作品を並べ直してみる。
(★印は、隠れメニューからしか観られない作品)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆このために買ってよかった!観れてよかった!

「うさぎとかめ」
「かしこいメンドリ」
「アリとキリギリス」
「みにくいあひるの子」(31年版)
「花と木」
「田園交響楽」★
・・・やっぱり、ディズニー史上重要な作品が観れたのはうれしい。
「アリとキリギリス」、グーフィー声のキリギリスが楽しかった。
「かしこいメンドリ」はドナルドデビュー作なので前から観たかったもの。
「みにくいあひるの子」の31年版、有名な39年版よりも自分的にいい話だったのが衝撃。
「田園交響楽」は、後の動物キャラを連想させる動物たち勢揃いで和みまくり。
これ観た後、「ホーム・オン・ザ・レンジ」が無性に観たくなった。

◆ほろ苦い思い出…

「田舎のネズミ」
「風車小屋のシンフォニー」
「みにくいあひるの子」(39年版)
・・・遠い昔に観た思い出がよみがえった。懐かしく切ない、複雑な気分。

◆わりと最近観たような?

「子ぞうのエルマー」
「空飛ぶネズミ」
・・・この2作は、「ダンボ」のDVDに収録されていたのを観た。
「エルマー」は「ダンボ」の原型みたいなお話で好き。
「空飛ぶ」は、私の天敵(妖精になる前の姿)の描写が怖すぎてダメなのでパス。

「三匹の子ぶた」
「赤ずきんちゃん」
「森の音楽会」
・・・このへんは、TVの「ディズニータイム」でやってたのかな?
「音楽会」、虫の話なのに天敵が出てこないので楽しめる。

「子供の夢」
・・・「ミッキーのクリスマス・カウントダウン」とかいうDVDで観た。
なんでこれがクリスマスなのかは全く不明。

「骸骨の踊り」
・・・確か北米版TREASURESの“Behind the Scenes”に出てきた。
観たことあるので飛ばそうとしたが、なぜか目が釘づけになってもう一度観るはめに…
シリーシンフォニー最初の作品にして、インパクト最大。

◆昔から続編はダメだねディズニー

「オオカミは笑う」
「働き子ぶた」★
「うさぎとかめと花火合戦」
・・・「花火合戦」(という邦題もどうかと思うが)に出てくるレフリー役の犬、
「ロジャー・ラビット」に出てたテックス・エイヴリーの“ドルーピー”っぽいんだけど関係ないのかな?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

字数がオーバーしちゃったので、後半はまた明日にでも。

2004/09/20(月) 元気かゆ〜!?
祝・「ムーラン」スペシャルエディションDVD日本版発売決定!!

サムイマさんで知って、早速ブエナビスタの公式サイトを見に行った。
いや〜これ、日本で2枚組が出るとは思わなかったのでうれしいです。
(ブラベアの前例などがあったことだし^^;)
クリス・サンダースの描いたストーリーボードなんかも収録されるみたいで、12月の発売が本当に待ち遠しい。

こうなったら、元祖ムーシュー印“元気かゆ?”でお祝いだ!
てことで、初めて作ってみました。ムーシューがムーランに食べさせた、例の中華粥。
(参考・講談社「ディズニーシネマのおいしい食卓」)

お粥作るのって、時間と根気の要る作業だったのね…
火にかけて煮込むこと4、50分。その間、ひたすら混ぜて混ぜて混ぜる。
本には“出勤の気が進まない朝に元気の出るお粥を”なんて書いてあったけど、
出勤しなくちゃいけない朝にこんなもん作る余裕なんて…(笑)

市販のレトルト粥に鶏がらスープ入れればよかったんじゃ?という考えもよぎったのだが、
やっぱり、ちゃんと作った中華粥はおいしかった。
目玉焼きとの相性はともかくね。(ベーコンは意外にOKだった)

お粥の量のわりに具が大きすぎて顔がはみ出ちゃったのは失敗。
(とはいえ、目玉のちぐはぐ具合は本より映画に忠実にできた^^;)
映像で見ると、目玉焼きがすごく小さいんだよね。もしくはどんぶりがでかいのか。
これでも、白身を少なめにして小さくしたつもりなんだけど、うずらの卵使えばよかったのかな?と思う。
普通の卵2個にベーコンじゃ、カロリーオーバーしそうだし。

そうだ、卵1個で“プリークリーの元気かゆ?”(“ワゾウスキの〜”も可)にすればよかったのかも(笑)

2004/09/13(月) 絶ピン・・・したい
この前Dizpins(アメリカの巨大ピンズサイト)の掲示板を見ていたら、
スティッチピン、今後一切買うのやめる宣言をしている人がいた。
その気持ち、すごーーーーくわかる。

最近のリロスティピンの氾濫ったら、尋常じゃない。

試しにざっと数えてみたら(←暇人?)、先月だけで、
USパークでの発売が11種類、パリでの発売が3種類、ディズニーオークションでの発売が7種類、
PINS(ディズニーオークションのうち、定価即決のカテゴリ)がなんと14種類。
1ヶ月で少なくとも35種類のピンが発売されたわけだ。

ちなみに、今月はまだ半ばにして、27種類の発売(もしくは発売予定)が確認できた。

いくら人気があって売れるからって、ここまでされると、これはギャグ?もしくは嫌がらせ??て感じ(^^;
だって、1つ平均2000円だったとしても(実際は限定数の少なさと人気の相乗効果で、もっと平均高いはず)
全部買ってる人だったら1ヶ月で…70000円?信じられん…。

私の場合なんかは、“コレクトする”という概念が端っからないので気楽なもんだけど、
それにしても、気に入ったら買う、という今までの意識では破産してしまうことに気づいたところだ。

映画公開からしばらくは、種類も限られていて(当時から人気で入手困難ではあったけど)、
ひとつずつ、思い入れの強いピンを手に入れてはうれしい気持ちに浸れたのに。
こんな状態になると、冷めるというか、いいかげんばかばかしくなってきますわ。

でも、ばかばかしいと思い始めた頃には抜けられない泥沼にはまっているのがピンズの恐ろしいところで…

そろそろ、具体的に方針を打ち出さないと、まじで破産しちゃうよ自分。

最も効果的な対策は、スティッチ単独のピンを一切買わないようにすることだ。
これができれば、購買対象がぐっと減って楽勝。なんだけど…
時々、スティッチ単独と対になるリロのピンが後から出たりするから、見極めが難しい(^^;
手をつけ始めちゃったスティッチ単独のシリーズもの(パリの四季シリーズとか)は最後まで揃えたいし。
んーやっぱりスティッチ単独のかわいいやつには抵抗できなそうだし(だめやん…)。

スティッチと別映画のキャラ共演ものは、NG。これは今のところ実行できてる。
ただ、Inter-Stitch-als関連(予告編に出てきた、他作品に乱入系の)は特別扱いだなー。
あと、ミッキーアイコンがついてるのとかももちろん例外ね。
一方で、スティッチとアヒルの組み合わせは、OKなはずなのに癇に障るのでほとんど買ってなかったり。
(たぶん、日本のDSで展開されていた私の嫌いなAloha! Stitchシリーズがアヒルモチーフだったため)

そんなこんなでじっくり考えると例外だらけ矛盾だらけになってしまうのだが、
最低限、自分の基準のもとになってるポリシーがあるとすれば、
“映画に忠実でないものは買わない。”これに尽きる。

とりあえず、顔が似てないのとかデフォルメされてるのとかは論外。
作品から逸脱したシチュエーションもダメ。
ヴァンパイアスティッチは作品に出てくるのでありだけど、カウボーイや海賊はNG。
サンタ服は?…着ては出てこなかったけど、クリスマスのシーンがあるからOK、かな。

と考え始めると、やはり微妙なラインがいろいろ出てくるか…。
例えば、パークで遊ぶリロたちの微笑ましいピン。映画にないからダメ、なのかもしれないけど、
その後の展開として、リロたちの日常として、ありそうじゃない?これはOKでしょ。
それなら、スティッチが海賊になる展開もありえるんじゃないか?と言われると、
いやそれはNG。自分的に認められないね、と。

あー結局は、自分が気に入る気に入らないにたどりついてしまうのね…。意味ないやん。

いっそのこと、ピンズなんか一切やめちゃえばいいのに〜。

2004/09/05(日) 涙のせい?
視力がひどく悪いので長年ハードコンタクトを着用しているのだが、
だいぶ前から、目の前が白っぽく見える…霞み目?という状態に悩まされていた。
仕事で細かい画面を見ることが多くなったからだろう、と思っていたのだが、
ふと、洗ったレンズを光に透かしてみると、左右とも中心部分が白くにごっている。
やばっ。
洗浄がいいかげんだったから汚れがこびりついてしまったに違いない。
こんなものを今まで目に入れていたのかと思うと…ぞぞぞぞー。

普段は使ったことのなかったクリーナーでこすり洗いしたりしてみたのだが、
悪あがきもむなしく全く落ちてくれないので、しぶしぶ、コンタクトの販売店に出かけた。

たぶん、ちゃんと洗浄してもらえればまた使えるだろう、と楽観視していたのに…

「洗浄はできてますよ。涙の成分が凝固して蓄積し、
ひびみたいにくっついてるんです。これはもう取れませんね。」

はあ?涙?

「このレンズと相性が合わなかったんでしょう。違うタイプに変えた方がいいと思いますよ」

はああ??そ、そんなことってあるんですか…。

仕方なく、両眼とも新しいものを買う。
前のレンズの保証期間は過ぎてしまっていたし、
奨められるがままに汚れのつきにくい高性能レンズにすることにして…

しめて3万7千円なり。

さんまんななせんえん。ただでさえ金欠のこの時期に、痛すぎる予定外出費だ(TT)
思わず遠い目。

とりあえず、当面リロスティ自粛するしか…。

さ、さらに遠い目。

まあこれで、ここしばらく悩まされていた頭痛、肩こり、イライラが少しでも緩和されるのなら、
安い買い物、かな…?

2004/09/04(土) 「ブラザー・ベア」どうでもよすぎるツッコミ編
だからーそんなくだらんこと言ってる間にちゃんとしたレビューを…
と思うんだけど、まともなレビューにはとても書けないあれこれが浮かんでしまい…(汗)

(以下、どうでもよさげな部分で微妙なネタバレあり)

◆これがほんとの三兄弟
デナヒ兄さん、アップの顔がシャン隊長なんですが…
よって当サイトでは、シャン(「ムーラン」)、デイヴィッド(「リロ&スティッチ」)、デナヒのお三方を
アキノ三兄弟と勝手に命名いたしました。
(三人とも、監修アニメーターがルーベン・アキノ)
ついでに、ドーソン(「オリビアちゃんの大冒険」)、モーリス(「美女と野獣」)で
アキノ版ディーとダムっていうのもあるらしいです(笑)

◆涎の伝統
主人公がでろーんとよだれるのは、もしかしてフロリダスタジオのお約束だったの??
ムーラン…男声を出そうとしてよだれ
スティッチ…冒頭よだれまくり
キナイ…吼えようとしてよだれ(デナヒも弟相手によだれ)

◆軽い嫌がらせ?
あのー、場面の切り替えに私の天敵のクローズアップを差し挟むのはやめていただきたく(TT)
DVDだとちょうどチャプターの先頭になってるから、見たいシーン探してて何度ももろ見ちゃったよ…ブルブル。

◆Inter-Stitch-als!
DVD特典のNG集に出てくる某ブルーコアラ、おもしろかった。
エンドクレジットのつまんないネタよりこっち使えばよかったのにねぇ。
そしたら、彼のおしかけ出演ディズニー長編映画は堂々16作品になってたわけで…
「美女と野獣」「アラジン」「リトルマーメイド」「ライオンキング」(以上は予告編より)
「白雪姫」「バンビ」「ピノキオ」「ピーターパン」「わんわん物語」「眠れる森の美女」「101匹わんちゃん」
「ジャングルブック」「ポカホンタス」「ムーラン」(以上はDVD特典の“Stitch in Time”)
「トレジャープラネット」(本編に登場)
こうなったら全作品制覇を目指してカワバンガー!!
“隠れミッキー”ならぬ、“ちっとも隠れようとしない青コアラ”がディズニーの伝統になる日も近い…?

◆つーか、これキナイでしょ?(笑)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0904ke46310.html
ドアから二足歩行で入ってきて廊下でごろごろしてたらしい…

んー「ブラザーベア」、真面目な映画なのにネタとしておいしすぎて困る(^^;

2004/09/02(木) 「ブラザー・ベア」日本語吹き替えツッコミ編
映画館では字幕版しか観れなかった「ブラザー・ベア」、DVDで初めて日本語吹き替え版を観た。

ディズニー作品にはクセのある吹き替え多しといえども、
いやあ、これだけ見応え、いや聴き応え、いやツッコミ応え(笑)のある吹き替え版も貴重だねぇ。
思わず、ネタにせずにはいられない♪というわけでツッコミいきまーす。

(真面目に吹き替え版で感動されたファンの皆様ごめんなさいm(_ _)m
以下は読まないほうがよろしいかと…。)

(以下微妙にネタバレあり。っていうか観てないと何のことだかわかりませんたぶん。)


◆デナヒ爺、迫力度 …70%減量中
英語版の最初と最後のナレーション、きまっていて好きだった。しかしこれは…
普通のおじさん声だ。パークアトラクションのアナウンスじゃないんだからさー。

◆キナイ、棒読み度 …40%
予想していたより、はまっていて意外だった。上手いとは言い難いが、耐えられる。
まあ、ホアキン・フェニックスは上手すぎだなーと改めて実感したけど。
東山キナイ、時々投げやり風な棒読みになるのは仕方ないのかな。
「くまだーくまがうしろに。」「いまからでもぼぼぼくに、ぼくにできることがあるなら…」
迫力ないんちゃうか?
あと、“しつか”って誰?(笑)

◆“Great Spirits”、ナメたらアカン度 …90%
ジャパンプレミア試写会の時、天童よしみがゲスト出演してこの曲を披露したんだけど、
いや〜“生よしみ”の迫力ったら、こんなもんじゃなかったのよ。
…この人の歌が上手いのか何なのか、実をいうと未だによくわからないんですが。
この曲にこの人で果たして合ってるのかどうかも、未だによくわからないですが。

◆タナナ婆、森光子度 …100%
タナナが映ってる間じゅう、頭の中で森光子の顔に変換されてましたよ…
タナナとキナイが近づく度に、妙にいや〜な感じがしちゃったり。げんなり。とほほ。

◆トゥーク&ラット、うざうざ度 …75%
リック・モラニスとデイヴ・トーマス演じるこのコンビ、好きだった。ボケ&ボケのゆるゆるコントがツボで。
吹き替え版は、事前に嫌な予感はしていたものの、案の定、独特のヌケ加減が全然足らず、ありがちにうざい。
「木」も「ちゅき」も、正直笑えなかった。

◆コーダくん、学芸会度 …65%
いえ、吹き替えの子も決して上手くないわけじゃないと思うんだけど
(あれだけの量のセリフ、タイミングを合わせてしゃべれるだけでも充分すごいことだよね)、
これもまあ、ジェレミー・スアレスくんが上手すぎたということで…。
ちなみにジェレミーくん「トレジャー・プラネット」でも声の出演をしていたそうだが、何の役だったんだろ。
まさか、カエル少年…???それくらいしか思いつかないんだけど(^^;気になる〜〜。

◆“Welcome”、暑苦しー度 …50%増量中
♪カモーーーン!かぞ〜くに、な〜ろうよ〜♪
って暑いって。暑すぎだって。
某マーサ坂本が数人で歌ってるかのようだ(笑)

◆“No Way Out”、フィルのトチ狂い度 …120%(爆)
英語版でも、思わず「黙れコリンズ!」(失礼)と叫びたくなったシーンなんだけど…
日本語吹き替え版ならぬ、カタコト吹き替え版、とでもいうんでしょうか(^^;
歌が始まった瞬間からお腹がよじれるほど笑ってしまったよ。
ふと気づくと、あれ、今のところ笑うところでいいんだっけ?みたいな。
フィル・コリンズ、チャレンジ精神は素晴らしいけど何か激しく違う気がするぞ!!!


というわけで、やっぱり私は映画館で吹き替え版を観なくてよかったかな、と。
とんでもないところで笑い転げて他の観客の気分を台無しにしたに違いありませんm(_ _)m
これからも笑いたくなったら観るよ、吹き替え版。


…あーあ、こんなくだらんこと書いてる暇にまともなレビューを書き始めりゃいいのに…。


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